09-f-13
[季節] 仲秋を主に三秋(9月を主に8月から10月)動物季題
[季題] 雁(かり)
[副題] 雁(がん) かりがね
初雁(はつかり) 雁渡る(かりわたる)
雁の棹(かりのさを/かりのさお)
雁来る(かりきたる) 落雁(らくがん)
雁鳴く(かりなく)
北方で繁殖した雁は秋に渡ってきて各地の湖沼で越冬し翌春に北へ帰る。
飛び方が特殊で10羽ぐらいずつが鉤状になったり竿状になったりして飛ぶ。
現在では飛来する数が減り北海道・東北以外では極めて少なくなっている。
夜間は水上に下りて眠る。
その下りてくるさまを落雁という。
鳴き声は遠くまでよく響く。
雁の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編 仲秋(9月)の俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句など有季定形・伝統的俳句から抽出しています。編纂者は、大阪清月庵主 清月俳句会主宰の野田ゆたかです。[季節] 仲秋を主に三秋(9月を主に8月から10月)動物季題[季題] 雁(かり)[副題] 雁(がん)かりがね/初雁(はつかり)雁渡る(かりわたる)雁の棹(かりのさを/かりのさお)雁来る(かりきたる)落雁(らくがん)雁鳴く(かりなく)▼副題『雁渡る』の例句ページへ リンク▼副題『雁の棹』の例句ページへ リンク北方で繁殖した雁は秋に渡ってきて各地の湖沼で越冬し翌春に北へ帰る。飛び方が特殊で10羽ぐらいずつが鉤状になったり竿状になったりして飛ぶ。現在では飛来する数が減り北海道・東北以外では極めて少なくなっている。夜間は水上に下りて眠る。その下りてくるさまを落雁という。鳴き声は遠くまでよく響く。<例句>変更なし/雁の声の俳句 湖の暮れて聞ゆる雁の声 西ア佐知/雁の俳句 雁一声過ぎ行く夜半の屋根の上 西村舟津/かりがねの俳句 かりがねの声暫くは空に舞ふ 綾井 美/雁の俳句 雁の来る湖に静けき浮御堂 土井木賊/雁の俳句 首のべて心一つに雁来る 梅田澄子/雁の俳句 稜線を斜めに跨ぐ雁の列 前川嘉風/雁の俳句 夕暮れの水面に満ちし雁の声 嶋きさ子