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[季節] 仲秋を主に三秋(9月を主に8月から10月)動物季題
===== このページは例句のみを掲出しています。=====
「蟋蟀」の副題『ちちろ』の例句のページです。
ちちろの俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編 仲秋(9月)の俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句など有季定形・伝統的俳句から抽出しています。編纂者は、大阪清月庵主 清月俳句会主宰の野田ゆたかです。[季節] 仲秋を主に三秋(9月を主に8月から10月)動物季題このページは例句のみを掲出しています。「蟋蟀」の副題『ちちろ』の例句のページです。季題の『蟋蟀』のページへ リンク▼▼<例句>/ちちろの俳句 ちゝろ鳴く暗さに馴れし露天風呂 若林柾矢/ちちろの俳句 キャンパスの静けさ深めゆくちちろ 門田窓城/ちちろの俳句 水路跡今に遺してちちろ鳴く 森本恭生/ちちろの俳句 ちちろ鳴くお白州の庭閉ざされて 奥田不二子/ちちろの俳句 ちちろ鳴く石切山の道険し 加藤哲夫/ちちろの俳句 我家にも迷ひ込んだかちちろ虫 青木菅子/ちちろの俳句 陶師逝き廃るる窯場ちちろ鳴く 村上唯志/ちちろの俳句 一人居の夜の戸締りちちろ鳴く 加藤美津子/ちちろの俳句 カラオケの十八番はひとつちちろ虫 貫野 浩/ちちろの俳句 ちちろ鳴く闇を深めるしじまかな 辻多津子/ちちろの俳句 八階のビルに聞きゐるちちろかな。 佐藤美和子/ちちろの俳句 夜の更けて静かな声となるちちろ 古堂周子/ちちろの俳句 水仕事終えし厨のちちろかな 阿部陽子/ちちろの俳句 無人駅ちちろの声に迎へられ 原口澄子/ちちろの俳句 庭のものちちろの闇にねむりけり 山口丘刀/ちちろの俳句 うず高く積みたる藁やちちろ虫 足立山渓/ちちろの俳句 枝折戸の手直し済めばちちろ鳴く 清水恵山/ちちろの俳句 負け試合夕日を浴びてちちろ鳴く 田村公平/ちちろの俳句 薬医門なればちちろの寝ずの番 野田ゆたか