09-b-12
[季題] 仲秋（９月） 天文季題
[季題] 無月（むげつ）
[副題] 雨月（うげつ）
陰暦８月１５日の夜が曇天や雲が出たりして名月を見ることができない場合をいう。
雨が降ったときは「雨月」という季題があるが無月といえば雨月を含んだ広い意味に用いられる。
無月の俳句 清月俳句歳時記／野田ゆたか編 仲秋(９月)の俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句など有季定形・伝統的俳句から抽出しています。編纂者は、大阪清月庵主 清月俳句会主宰の野田ゆたかです。[季節] 仲秋（９月）天文季題[季題] 無月（むげつ）[副題] なし。▼副題『雨月』の例句ページへ リンク陰暦８月１５日の夜が曇天や雲が出たりして名月を見ることができない場合をいう。雨が降ったときは「雨月」という季題があるが無月といえば雨月を含んだ広い意味に用いられる。<例句>／無月の俳句 臨海の灯赤々と無月かな 奥田不二子／無月の俳句 旧友と無月ながらに酌み交はす 津田喜美／無月の俳句 高速路灯の赤々と無月かな 能口和子／無月の俳句 灯台の明りのみなる無月かな 正木和子／無月の俳句 病棟の灯のあかあかと無月かな 小笠原ひろみ／無月の俳句 又仰ぐ無月の空の空虚かな 木津二郎／無月の俳句 注ぎ足せし無月の酒をちびちびと 野田ゆたか