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[季節] 初秋を主に三秋(8月を主に8月から10月) 動物季題
 

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   「」の副題『かなかな』の例句のページです。
 
 夏の真昼に鳴き時雨れる蝉と違って秋の夕方に「カナカナ」と鳴く蜩の声にはひときわ味わい深いものがある。
 

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かなかなの俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いで詠まれた有季定型の伝統的俳句を取り上げています。清月俳句会の歳時記 August haiku a glossary of seasonal words for haiku poets noda yutaka/[季節] 初秋を主に三秋(8月を主に8月から10月) 動物季題このページは例句のみを掲出しています。「蜩」の副題『かなかな』の例句のページです。本題の『蜩』へリンク▼夏の真昼に鳴き時雨れる蝉と違って秋の夕方に「カナカナ」と鳴く蜩の声にはひときわ味わい深いものがある。/かなかなの俳句 しきりなる夕かなかなに下山の歩 西ア佐知/かなかなの俳句 かなかなや散策の人徐々に増ゆ 松山寿美/かなかなの俳句 かなかなや昼なほ暗き鞍馬山  長嶺 勇/かなかなの俳句 かなかなや戸数の減りし隠れ里 土井木賊/かなかなの俳句 かなかなに南朝の帝偲びつつ 吉野濃菊/かなかなの俳句 かなかなや裏山よりの風にのり 森島緋紗江/かなかなの俳句 かなかなの声透き通る山家かな 迫間喜美子/かなかなの俳句 かなかなや気儘に暮らす一人居に 保坂道子/かなかなの俳句 黄昏れてかなかなせかす下山かな 山本青水/かなかなの俳句 かなかなと潮騒かもすハーモニー 山本宏子/かなかなの俳句 夕暮のかなかなの声細きかな 岩間れい子/かなかなの俳句 かなかなの声を背にする下向かな 及川輝子/かなかなの俳句 かなかなや慈の無聯なほさらに 高橋泉也/かなかなの俳句 かなかなの声遠ければなお寂し    志村小雪/かなかなの俳句 浄域に鳴くかなかなやあな清し 西岡甲子/かなかなの俳句 かなかなや下山の膝を露天湯に 川崎郁子/かなかなの俳句 かなかなに明けかなかなに暮れにけり 川上真太郎/かなかなの俳句 かなかなに慰められて日の暮れて 大畠宮子/かなかなの俳句 かなかなや刃体の痩せし菜包丁 野田ゆたか