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[季節] 初秋(8月13日ころ)     行事季題

[季題] 墓参(はかまゐり/はかまいり)

[副題] 掃苔(さうたい/そうたい)
墓参りの俳句
     墓洗う(はかあらふ/はかあらう)
墓参りの俳句
     展墓(てんぼ)   墓参(ぼさん)
 
 
   副題『墓洗う』の例句へ 副題『掃苔』の例句へ
 
 
 盂蘭盆に祖先の墓に参って香花をたむけることをいう。
 
 墓参は春や秋の彼岸にもなされるが伝統俳句では盂蘭盆の季題とされる。
 
 墓参では墓所を掃除して墓石の苔を掃いて墓石を洗い清めるところから掃苔という言葉もある。
 

※ 盂蘭盆に関わる俳句は、伝統的に初秋行事として月遅れの盆が詠まれます。

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墓参の俳句/清月俳句歳時記8月の行事俳句ページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句から抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成24年1月現在、日本伝統俳句協会に参加するとともにホトトギスに投句ご指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 初秋(8月13日ころ) 行事季題[季題] 墓参(はかまゐり/はかまいり)[副題] 掃苔(さうたい/そうたい)墓洗ふ(はかあらふ/はかあらう) 展墓(てんぼ)墓参(ぼさん)▼副題『墓洗ふ』の例句ページへ リンク 副題『掃苔』の例句ページへ リンク 盂蘭盆に祖先の墓に参って、香花をたむけることをいう。春や秋の彼岸にも墓参りをするが、俳句では伝統的に盂蘭盆の行事とされてきている。 墓参では、墓所を掃除して墓石の苔を掃いて墓石を洗い清めるところから掃苔ということばもある。・墓参りの俳句 家はみな杖にしら髪の墓参り 松尾芭蕉・展墓の俳句 見はるかす山に展墓の人動く 西村舟津・墓参り道の俳句 地震跡のくっきり残る墓参道 菊池茂吉・墓参りの俳句 逆緑の母の祈りの墓参かな 井川芳子・墓参りの俳句 去りがてにもう一杓と墓参 中野千江子・墓参りの俳句 新孫は名前を言って墓参  木村宏一・展墓の俳句 墓だけが残るふるさと展墓かな 奥田不二子・墓参りの俳句 墓参我より若き先祖達 加藤ひかり・墓参りの俳句 墓まゐり知己にも逢へる田舎径 吉田静代・墓参りの俳句 又来ると母に約する墓参かな 及川輝子・墓参りの俳句 墓参して父に祈るや母のこと 高原洋子・墓参りの俳句 幼な子もまねて手合す墓参 佐藤花枝・墓参りの俳句 磴登る手摺頼りの墓参 松葉律子・墓参りの俳句 嫁御の手借りて坂道墓参かな 正木和子・墓参りの俳句 師の墓参心ならずも遠ざかる 長田穂峰・墓参りの俳句 親戚の仲間集ひて墓参 前田甲山・墓参りの俳句 こんなにも孫に囲まれ墓参かな 清水恵山・墓参りの俳句 我が家の井戸水汲んで墓参 布野 壽・墓参りの俳句 ご先祖の栄枯盛衰墓参 野田ゆたか