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[季節] 初秋(8月15日前後)      行事季題

[季題] 盂蘭盆(うらぼん)

[副題] (ぼん)    盆僧(ぼんそう)
    盂蘭盆会(うらぼんゑ/うらぼんえ)
    霊棚(たまだな) 魂祭(たままつり) 
  
    棚経(たなぎやう/たなぎょう)
    盆提灯(ぼんちやうちん/ぼんちょうちん)
    新盆(にひぼん/にいぼん)        など
 
 
 

 8月13日の夕方に迎火を焚いて先祖の霊を迎え16日の夕方
に送火を焚いて霊を送るまでの仏事をいう。
 
 灯籠を吊り精霊棚をしつらえ真菰を敷き野菜などを供え祖先の
霊を弔うために僧侶を招いて経をあげてもらう。
 
 古くは暦(旧暦)が一つで全国一律であったが新暦になってから
は新暦で行うところ(関東)旧暦のまま行うところや1と月遅れで
行うところ(関西)がある。
 
 俳句では新暦後も伝統的に初秋行事として月遅れの盂蘭盆が詠
まれる。
 
 
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盂蘭盆の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いで詠まれた有季定型の伝統的俳句を取り上げています。編纂者 野田ゆたかは清月庵主[季節] 初秋(8月15日前後)行事季題[季題] 盂蘭盆(うらぼん)[副題] 盆(ぼん)盆僧(ぼんそう)盂蘭盆会(うらぼんゑ/うらぼんえ)霊棚(たまだな)棚経(たなぎやう/たなぎょう)盆提灯(ぼんちやうちん/ぼんちょうちん)新盆(にひぼん/にいぼん)▼副題『盆供養』の例句へ▼副題『盆棚』の例句へ▼副題『盆僧』の例句へ▼副題『盆経』の例句へ▼副題『盆の寺』の例句へ▼副題『新盆』の例句へ▼副題『盂蘭盆会』の例句へ8月13日の夕方に迎火を焚いて先祖の霊を迎え16日の夕方に送火を焚いて霊を送るまでの仏事をいう。 灯籠を吊り精霊棚をしつらえ真菰を敷き野菜などを供え祖先の霊を弔うために僧侶を招いて経をあげてもらう。古くは暦(旧暦)が一つで全国一律であったが新暦になってからは新暦で行うところ(関東)旧暦のまま行うところや1と月遅れで行うところ(関西)がある。俳句では新暦後も伝統的に初秋行事として月遅れの盂蘭盆が詠まれる。<例句>盂蘭盆の俳句 玉祭りけふも焼場のけぶり哉 芭蕉/盂蘭盆の俳句 盆の旅とは故里を恋ふる旅 門田窓城/盂蘭盆の俳句 逆縁の魂に短き苧殻箸 稲福昌一/盂蘭盆の俳句 焼香の煙うづまく送り盆 若林柾矢/盂蘭盆の俳句 稚魚稚貝放ちてよりの蜑の盆 布野 壽/盂蘭盆の俳句 返事なき夫と語らふ盆三日 岸野幸子/盂蘭盆の俳句 盂蘭盆や樺の皮焚く山家かな  岩本和行/盂蘭盆の俳句 仏飯を高々と盛る盆三ツ日 阿形公枝/盂蘭盆の俳句 盆祭父の供物と知らぬ児よ 松岡推月/盂蘭盆の俳句 三十名揃ふうからの盆会かな 津田鴻林/盂蘭盆の俳句 盆に来る孫待つ娘いそいそと 橋本照子/盂蘭盆の俳句 便り来て次々埋まる盆会かな 森本順子/盂蘭盆の俳句 もてなしの抹茶一服盆の客 瀬尾睦夫/盂蘭盆の俳句 玄関の靴の散乱盆休 池下よし子