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[季節] 初秋を主に三秋(8月を主に8月から10月)天文季題

[季題] 稲妻(いなづま/いなずま)

[副題] 稲の殿(いねのとの)  稲光(いなびかり)
 
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 秋の夜の遠い空に光る稲光を稲妻という。

 稲光は空中に電気が放電されることによって閃く電光をいう。

 遠くのために雷鳴が聞こえず光だけが見えるものや雨を伴わないものをさすことが多い。

 稲妻は稲が雷光と交わって稔るとの言い伝えから生まれた名である。

 「稲妻」の妻の女性に対し「稲の殿」の殿は男性であるところから稲光のうち閃光範囲の広いものやその光の強いものに対しては「稲の殿」が用いられる。
稲妻の俳句/清月俳句歳時記8月の天文俳句ページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句から抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成25年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 初秋を主に三秋(8月を主に8月から10月)天文季題[季節] 初秋を主に三秋 (8月を主に8月から10月)天文季題[季節] 初秋を主に三秋(8月を主に8月から10月)天文季題[季題] 稲妻(いなづま/いなずま)[副題] 稲の殿(いねのとの)稲光(いなびかり)副題の『稲の殿』の例句ページへ リンク副題の『稲光』の例句ページへ リンク秋の夜、遠い空に光る稲光をいう。稲光は空中に電気が放電されることによって閃く電光をいう。遠くのために雷鳴が聞こえず、光だけが見えるものや、雨を伴わないものをさすことが多い。稲妻は稲が雷光と交わって稔るとの言い伝えから生まれた名であり、稲妻に対して「稲の殿」ともいわれる。<例句>/稲妻の俳句 いなづまを手にとる闇の紙燭哉 松尾芭蕉/稲妻の俳句 稲妻の鎮もりてより深眠り 土屋 勝/稲妻の俳句 稲妻に脅える小犬抱きもして 保坂道子/稲妻の俳句 稲妻に猫抱きしめてゐたりけり 橘川 重/稲妻の俳句 稲妻やそこは武蔵か上州か 清水恵山/稲妻の俳句 稲妻の遠く夜空を走り行く 岩間れい子/稲妻の俳句 稲妻の間遠となしぬ朝ぼらけ 野田清月