07-d-29
[季節] 晩夏を主に三夏(7月を主に5月から7月)生活季題
[季題] 風鈴(ふうりん)
[副題] 風鈴売(ふうりんうり)
風鈴の音(ふうりんのおと/ふうりんのおと)
(ふうりんのね/ふうりんのね)
風鈴の風(ふうりんのかぜ)
我が国には中国から伝来し室町時代から用いられ出したという。
鉄・ガラス・陶磁器などの小さな鐘形または壺形の鈴で内部に舌があり短冊などを吊り下げる。
軒下や窓に吊るすと短冊が風に揺らいで涼しげな音色を響かせる。
風鈴を連ねて町を回って歩く風鈴売が登場したのは江戸時代中期といわれる。
ガラス風鈴
江戸風鈴
南部風鈴
八角灯篭風鈴
風鈴の俳句 清月俳句歳時記7月の俳句、生活俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから有季定型俳句・伝統俳句作品を抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 晩夏を主に三夏(7月を主に5月から7月) 生活季題 [季題] 風鈴(ふうりん) [副題] 風鈴売(ふうりんうり) 風鈴の音(ふうりんのおと・ふうりんのね) 風鈴の風(ふうりんのかぜ) 副題『風鈴の音』の例句ページへ リンク 副題『風鈴の風』の例句ページへ リンク 我が国には中国から伝来し、室町時代から用いられ出したという。 鉄・ガラス・陶磁器などの小さな鐘形または壺形の鈴で内部に舌があり、短冊などを吊り下げる。 軒下や窓に吊るすと短冊が風に揺らいで涼しげな音色を響かせる。風鈴を連ねて町を回って歩く風鈴売が登場したのは江戸時代中期といわれる。 風鈴の俳句 転た寝の耳朶に風鈴優しかり 稲福昌一 風鈴の俳句 風鈴の雨来る風にあわただし 若林柾矢 風鈴屋の俳句 動く度音賑やかな風鈴屋 西村舟津 風鈴の俳句 風鈴を吊るして今日の客を待つ 秋山英身 風鈴の俳句 火襷の風鈴吊りて電車往く 水野良子 鉄風鈴の俳句 終点は鉄風鈴の海の駅 中橋京子 風鈴の俳句 風鈴も休むビル街昼飼時 嶋きさ子 風鈴の俳句 雑踏を逸れ風鈴の在り処かな 阿部陽子 南部風鈴の俳句 夫形見南部風鈴吊ってをり 福島二美 風鈴の俳句 風鈴や旅の思ひ出それぞれに 佐藤美和子 風鈴の俳句 窓明けて風鈴電車津軽かな 山本青水 風鈴の俳句 風鈴に故郷の話弾みけり 杓谷蔦枝 風鈴の俳句 風鈴の時に和ます法事の座 青野春枝