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今年竹の俳句 清月俳句歳時記／野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いで詠まれた有季定型の伝統的俳句を取り上げています。清月俳句会の歳時記 June haiku a glossary of seasonal words for haiku poets noda yutaka／[季節] 仲夏（６月）植物季題このページは例句のみを掲出しています。「若竹」の副題『今年竹』の例句のページです。季題の『若竹』のページへ／今年竹の俳句 峯寺の鴟尾より高く今年竹 舘野翔鶴／今年竹の俳句 今年竹降臨の地に競ひけり 西﨑佐知／今年竹の俳句 今年竹空やわらかくありにけり 門田窓城／今年竹の俳句 今年竹風の戦ぎを楽しめり 岩井純子／今年竹の俳句 天空へ競ふ八幡の今年竹 西村舟津／今年竹の俳句 丈山の像を越えたり今年竹 駒田暉風／今年竹の俳句 今年竹育て親竹幹太し 宇都宮美智子／今年竹の俳句 竹林のみどり加へて今年竹 川口善美／今年竹の俳句 まだ脱がぬ産衣そのまま今年竹 渡辺伝三／今年竹の俳句 蒼天へぬきん出ている今年竹 中山泰山／今年竹の俳句 今年竹裾なる皮はまだ脱がず 土井木賊／今年竹の俳句 万幹のすくすく伸びて今年竹 八木 徹／今年竹の俳句 今年竹そよぐ霊気の参道に 保坂道子／今年竹の俳句 皮脱いでまた皮脱いで今年竹 湯沢正枝／今年竹の俳句 蒼天にぐいとひと伸び今年竹 後藤允孝／今年竹の俳句 今年竹二百年建つ家守る 福島二美／今年竹の俳句 抜道へ入りて風来し今年竹 池下よし子／今年竹の俳句 添ふ親を一気に越して今年竹 林雄次郎／今年竹の俳句 エジソンの碑辺に撓めり今年竹 野田ゆたか