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[季節] 仲夏(6月)         行事季題
 
[季題] 茅の輪(ちのわ)
 
[副題] 茅の輪をくぐる(ちのわをくぐる)
 
    菅貫(すがぬき) 菅抜(すがぬき)
 
 
     副題『茅の輪をくぐる』の例句へ
 

 夏越の祓に用いる茅萱または藁を紙で包み束ねて大きな輪の形に作ったもの。
 
 鳥居や大前に掛け人々は病気厄除けとしてこれを3回くぐって身を祓い清める。
 
 また小さく作り首に掛けたり腰に付けるものもある。
茅の輪の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いで詠まれた有季定型の伝統的俳句を取り上げています。[季節] 仲夏(6月)行事季題[季題] 茅の輪(ちのわ)[副題] 茅の輪をくぐる(ちのわをくぐる)菅貫(すがぬき)菅抜(すがぬき)副題『茅の輪をくぐる』の例句へ。夏越の祓に用いる茅萱または藁を紙で包み束ねて大きな輪の形に作ったもの。鳥居や大前に掛け人々は病気厄除けとしてこれを3回くぐって身を祓い清める。また小さく作り首に掛けたり腰に付けるものもある。<例句>茅の輪の俳句 楼門を丸く納めて茅の輪かな 西ア佐知/茅の輪の俳句 担ぎ来て山門に結ふ茅の輪かな 西村舟津/茅の輪の俳句 拝深く宮司くぐれる茅の輪かな 岡村紀洋/茅の輪の俳句 道端に小さき鄙の茅の輸かな 西村舟津/茅の輪の俳句 人形の四手暮れ残る茅の輪かな 横田寿賀子/茅の輪の俳句 菅の束青さの匂ふ茅の輪出来 竹内恵美子/茅の輪の俳句 人去りて大きく茅の輸残りけり 辻多津子