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[季節] 仲夏を主に三夏(6月を主に5月から7月)天文季題
===== このページは例句のみを掲出しています。=====
「風薫る」の副題『薫風』の例句のページです。
動詞形の「風薫る」を名詞形で詠む言葉。
草木の青葉の香りを吹送ってくる夏の風をいう。
薫風の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いで詠まれた有季定型の伝統的俳句を取り上げています。清月俳句会の歳時記 June haiku a glossary of seasonal words for haiku poets noda yutaka/[季節] 仲夏を主に三夏(6月を主に5月から7月)天文季題このページは例句のみを掲出しています。「風薫る」の副題『薫風』の例句のページです。季題『風薫る』のページへ リンク▼草木の青葉の香りを吹送ってくる夏の風をいう。動詞形の「風薫る」を名詞形で詠む言葉/薫風の俳句 薫風や明治を今に残すビル 西崎佐知/薫風の俳句 薫風やかつては海でありし町 岡崎桜雲/ジョギングの俳句 薫風やジョギングの胸揺れて来る 林雄次郎/一番機の俳句 薫風や関空を発つ一番機 保坂道子/托鉢の俳句 薫風や托鉢のこゑ朗々と 吉田静代/薫風の俳句 薫風や佛間に匂ふ青畳 阿部和雄/薫風の俳句 薫風や鷹峰三山指呼にして 奥田不二子/薫風の俳句 薫風や朝の日課の子にメール 秋山英身/観世音の俳句 薫風に千手伸べられ観世音/薫風の俳句 有馬たく/薫風の俳句 薫風や高野総門うち仰ぎ 松山寿美/鳳凰堂の俳句 薫風や池に写して鳳凰堂 水野惠以/胡麻豆腐の俳句 薫風や高野みやげにごま豆腐 池下よし子/露天風呂の俳句 薫風に身体預けて露天風呂 木村宏一/薫風の俳句 薫風や果て無く渡る草千里 川上真太郎/薫風の俳句 薫風やつば広帽の女の子 高柳ゆうこ/薫風の俳句 薫風や青垣山を書院より 佐藤美和子/薫風の俳句 薫風や中学校より鬨の声 西野和手/ゴッホの俳句 ゴッホ展出て薫風の河畔歩す 大西吉子/薫風の香りの俳句 薫風の香りを追いてウォーキング 梅津弘子/法話の俳句 薫風の堂縁に聞く法話かな 塚本 操/大漁旗の俳句 薫風になびく帰漁の大漁旗 東 嘉子/札所の俳句 薫風や札所への磴登り得て 樋口千恵/薫風の俳句 薫風にうとうとの妻いとしとも 高橋泉也/縄跳びの俳句 縄跳びの子等薫風を廻しをり 清水恵山/遷宮の俳句 薫風や遷宮成りし湖の宮 細井 保/薫風の俳句 薫風や一樹にもたれ友を待つ 加藤美津子/高知城の俳句 薫風や戦火逃れし高知城 橋本幹夫/薫風の俳句 芭蕉句碑四方の薫風あつめたり 桜田貞子/薫風の俳句 薫風や起きよと頬に幼の手 三浦光芳/薫風の俳句 薫風に背中押されて夫と旅 小川和子/湖西線の俳句 停車ごと薫風を乗せ湖西線 野田ゆたか