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[季節] 初夏(5月)         時候季題

[季題] 麦の秋(むぎのあき)

[副題] 麦秋(ばくしう/ばくしゅう・むぎあき)
 

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 麦が黄金色に熟して穫り入れどきになる5〜6月ころをいう。

 「秋」は実りのときの意。

 句を拝見して「むぎあき」と読取るか「ばくしゅう」と読取るかは作品によって判断することになりますが多くは作者の意思に関わりなく読者が自由に判断して読取ることとなります。
 
 
 
 
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麦の秋の俳句 清月俳句歳時記5月の時候俳句のページです。例句は、編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、有季定形俳句・伝統俳句のインターネット俳句会「清月」を主宰しています。例句は清月の出句・引鶴誌の雑詠および松尾芭蕉の俳句から抽出しています。haiku saijiki seigetu 清月庵 大阪府枚方市/京都府木津川市 [季節] 初夏(5月)時候季題 [季題] 麦の秋(むぎのあき) [副題] 麦秋(むぎあき)麦秋(ばくしう/ばくしゅう)麦が黄金色に熟して取り入れどきになる5〜6月ころをいう。「秋」は実りのときの意。 句を拝見して「むぎあき」と読取るか「ばくしゅう」と読取るかは、作品によって判断することになりますが、多くは、作者の意思に関わりなく、読者が自由に判断して読み取ることとなる。▼副題『麦秋』の例句ページへ リンク ▼麦の秋の俳句 水郷の一景焦がし麦の秋 村上唯志▼麦の秋の俳句 貰ひ湯の歸れば十時麦の秋 寺本光堂▼麦の秋の俳句 貸農園一畝だけの麦の秋 長嶺 勇▼麦の秋の俳句 麦の秋遠きところに父のゐる 石崎そうびん▼麦の秋の俳句 讃岐富士指呼にとらへて麦の秋 橋本幸子▼麦の秋の俳句 薯餅も開拓料理麦の秋 三浦光芳▼麦の秋の俳句 黄金波豊かに揺るる麦の秋 梅田澄子▼麦の秋の俳句 コンバイン轟音あげて麦の秋 和泉清一▼麦の秋の俳句 大空や雲一つなき麦の秋 水野良子▼麦の秋の俳句 郷愁や窓に流れる麦の秋 吉田静代▼麦の秋の俳句 麦の秋ローカル列車ゆっくりと 八島厚子▼麦の秋の俳句 ネクタイはカラフルが好き麦の秋 橋本典子▼麦の秋の俳句 株ごとの風の匂ひや麦の秋 木村宏一 ▼麦の秋の俳句 一輌車走る田園麦の秋 迫間喜美子▼麦の秋の俳句 周航歌巷に流る麦の秋 前川嘉風▼麦の秋の俳句 麦の秋今はなつかし景となる 岩問れい子▼麦の秋の俳句 一面に黄金の波や麦の秋 橘川 重▼麦の秋の俳句 集ひたる本家分家や麦の秋 嶋きさ子▼麦の秋の俳句 湖からの風飄々と麦の秋 野田ゆたか ▼副題『麦秋』の例句ページへ リンク