04-a-01
[季節] 晩春を主に三春(4月を主に2月から4月)時候季題
[季題] 麗か(うららか)
[副題] うらら 麗らけし(うららけし)
春の日の光がうるわしくゆきわたり遠くは霞んで総てのものが明るく朗らかに美しく見えるようなありさまをいう。
又なごやかな春日に万象玲瓏と晴れ輝くさまをいう。
俳句で単に「うらら」と詠むと春の季語となる。
他の季節では「秋うらら」「冬うらら」と詠むが、夏には麗かがい。
麗かの俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いの有季定型の伝統的俳句を取り上げています。清月俳句会の歳時記[季節] 晩春を主に三春(4月を主に2月から4月)時候季題[季題] 麗か(うららか)[副題] うらら .麗らけし(うららけし).副題『うらら』の例句ページへ リンク.副題『麗らけし』の例句ページへ リンク春の日の光がうるわしくゆきわたり遠くは霞んで総てのものが明るく朗らかに美しく見えるようなありさまをいう。又なごやかな春日に万象玲瓏と晴れ輝くさまをいう。俳句で単に「うらら」と詠むと春の季語となる。他の季節では「秋うらら」「冬うらら」と詠むが、夏には麗かがない。の俳句/麗かの俳句 麗かや大正ロマンに浸る館 西川寿賀子の俳句/麗かの俳句 麗かや輝く鴎尾を中天に 西崎佐知の俳句/麗かの俳句 麗かや集合の人早くより 土井木賊の俳句/うららかの俳句 うららかに寄せ来る波も片男波 長嶺 勇の俳句/麗かの俳句 麗かや出港船の銅鑼の音 横田寿賀子の俳句/うららかかの俳句 うららかや子規のゆかりの三津浜へ 高橋泉也の俳句/麗かの俳句 麗かや老いも若きも歩く園 秋山英身の俳句/麗かの俳句 麗かや小学校の尊徳像 橋本幹夫の俳句/麗かの俳句 麗かや大仏さまの喉仏 橋本典子の俳句/麗かの俳句 麗かや満員となる美容院 古堂周子の俳句/麗かの俳句 うららかや岸に水禽毛づくろひ 山本青水の俳句/うららかかの俳句 うららかや句碑に一献師を偲ぶ 杉橋てつの俳句/麗かの俳句 うららかや茅葺村の二百年 竹中三津子の俳句/麗かの俳句 麗かや吟行日和賜はりて 迫間喜美子の俳句/麗かの俳句 うららかや入院の枷とかれ居て 辻多津子の俳句/麗かの俳句 麗かや川面を滑りゆくカヌー 松葉律子の俳句/麗かの俳句 麗かや行幸啓のホテルに居 田中雍子の俳句/麗かの俳句 麗かや筆に委ねり自詠句を 岩井純子の俳句/麗かの俳句 麗かや古代座法の小町像 野田ゆたかの俳句