03-b-08
[季節] 仲春を主に三春（３月を主に２月から４月）天文季題
[季題] 春の雪（はるのゆき）
[副題] 淡雪（あはゆき／あわゆき）
春雪（しゆんせつ／しゅんせつ）
春になってから降る雪。
冬の雪と違って解けやすく降るそばから消えて積もることがないので淡雪ともいう。
雪とはいえ晴れやかな感じである。
しかし年によっては大雪となり雪害をもたらすこともある。
春の雪の俳句 清月俳句歳時記／野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いの有季定型の伝統的俳句を取り上げています。清月俳句会の歳時記[季節] 仲春を主に三春（３月を主に２月から４月）天文季題[季題] 春の雪（はるのゆき）[副題] 淡雪（あはゆき／あわゆき）春雪（しゆんせつ／しゅんせつ）副題の『春雪』の例句ページへ リンク副題の『淡雪』の例句ページへ リンク春になってから降る雪。冬の雪と違って解けやすく降るそばから消えて積もることがないので淡雪ともいう。雪とはいえ晴れやかな感じである。しかし年によっては大雪となり雪害をもたらすこともある。／春の雪の俳句 逢へること信じて別れ春の雪 舘野翔鶴／春の雪の俳句 金閣の綺羅をつのらせ春の雪 稲福昌一／春の雪の俳句 しんしんと浪花に積もる春の雪 西崎佐知／春の雪の俳句 静けさに気付きし窓の春の雪 林雄次郎／春の雪の俳句 法の庭浄めて昨夜の春の雪 吉野濃菊／春の雪の俳句 花時計指針狂はす春の雪 松山寿美／春の雪の俳句 見慣れたる庭改まる春の雪 前田卯生／春の雪の俳句 閑けさや展鍋の町春の雪 門田窓城／春の雪の俳句 花びらのように舞落ち春の雪 長嶺勇／春の雪の俳句 一村を音なく包み春の雪 清水恵山／春の雪の俳句 遣水に落ては消ゆる春の雪 宇都宮美智子／春の雪の俳句 春の雪浴びて揺れいる肪い舟 加藤哲夫／春の雪の俳句 掌に受けて忽ち消ゆる春の雪 安田かず代／春の雪の俳句 白汀の万葉歌碑に春の雪 奥田不二子／春の雪の俳句 比良棚田うっすら白き春の雪 熊谷清美／春の雪の俳句 降る早さ融ける早さも春の雪 八巻年子／春の雪の俳句 春の雪道いっぱいの風となり 森戸しうじ／春の雪の俳句 伊賀越への山襞化粧ふ春の雪 古田香澄／春の雪の俳句 春の雪何時の間にやら青い空 小川和子／春の雪の俳句 鷺娘狂ふがごとく春の雪 池下よし子／春の雪の俳句 茶筅竹峡田に晒す春の雪 西岡甲子／春の雪の俳句 次々と睫毛に消ゆる春の雪 川上真太郎／春の雪の俳句 みちのくの今朝あざやかな春の雪 橋本幹夫／春の雪の俳句 バスすこし遅れて来たる春の雪 橋本典子／春の雪の俳句 桃色の顔して春の雪あそび 金城博之／春の雪の俳句 舞上りつつ舞降りる春の雪 北井古石／春の雪の俳句 春の雪舞ひ落ちながら消えてゆき 志村万香／春の雪の俳句 パソコンのキー打つ音や春の雪 足立山渓／春の雪の俳句 ふはふはと八百八橋春の雪 松岡推月／春の雪の俳句 宇治橋を渡りきる間の春の雪 石崎そうびん／春の雪の俳句 一句消え一句生まるる春の雪 野田ゆたか