02e-06
007.gif
[季節] 冬の末日(2月3日ごろ)   行事季題

[季題] 豆撒(まめまき)

[副題] 年男(としおとこ)
 
    年の豆(としのまめ)
 
 豆撒きは本来は農村の予祝行事であったものが追儺(2月3日ころ)の行事と習合したものと考えられている。
 
 節分の日に年男が麻裃で神仏に供えられていた豆を「福は内/鬼は外」と唱えながら撒きこれを縁起物として人々が取り合う。
 
 豆撒きは家庭の年中行事としても定着している。
 
 また自分の年の数だけの豆を食べたりする。
 
 
      副題の『年の豆』の例句へ
 
 
 ※追儺(鬼やらひ/鬼やらい)は別題となる。
 


次へ
次へ
先頭へ
先頭へ
豆撒の俳句 ザ・インターネット俳句歳時記2月の俳句のページです。noda yutaka haiku 例句は、現在作句活動中の有季定型伝統俳句の歳時記です。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。大阪清月庵 大阪府枚方市 京都清月庵 京都府木津川市 [季節] 初春(2月3日ごろ)行事季題[季題] 豆撒(まめまき)[副題] 年男(としおとこ)年の豆(としのまめ)福は内(ふくわうち)鬼は外(おにはそと)※追儺(鬼やらひ/鬼やらい)は、別題となる。 豆撒きは本来は農村の予祝行事であったものが、追儺(2月3日ころ)の行事と習合したものと考えられる。節分の日に、年男が麻裃で神仏に供えられていた豆を「福は内、鬼は外」と唱えながら、撒き、これを縁起物として人々が取り合う。豆撒きは家庭の年中行事としても定着している。 また自分の年の数だけの豆を食べたりする。▼副題の『年の豆』の例句ページへ リンク▼豆を撒くの俳句 豆を撒く我が胸に棲む小鬼にも 吉田静代▼豆を撒くの俳句 豆を撤く土間に魔除の男下駄 東 嘉子▼豆撒きの俳句 艶やかに舞ひし舞妓も豆を撒く 迫間喜美子▼豆撒きの俳句 豆を撒き尚も幸せある様に 辻多津子▼豆撒くの俳句 豆撒くや誰も居ぬのに照れもして 藤本春苑▼豆撒きの俳句 父親のしぐさを真似て福は内 奥野品子▼豆撒きの俳句 豆撒や闇に音きく静けさに 古堂周子▼豆撒きの俳句 見えぬ鬼闇に向ひて豆を撒く 西野和子▼豆撒きの俳句 豆を撒く園児先生鬼となる 柚原陽子▼豆撒きの俳句 新婚の隣家に聞こゆ福は内  森戸しうじ▼豆撒きの俳句 豆撒や通天閣の高みより 中野千江子▼豆撒きの俳句 豆撒や年の数だけ食べられず 瀧尻久美子▼豆撒きの俳句 豆撤きの鬼面に逃げる曾孫かな 吉岡英子▼豆撒きの俳句 豆撒きて笑顔寄せ合ふ恵方巻 阿部和雄▼豆撒きの俳句 此までを生きしあかしの豆を撒く 野田ゆたか微酔の夫に代りて豆を撒く 藤本春苑 声あげて鬼門の闇へ豆を撒く 稲福昌一 八十喰いきれないそ鬼は外 中浦輝夫 兄いもと声を揃へて福は内 池下よし子