02-d-02
[季節] 初春(2月) 生活季題
[季題] 野焼く(のやく)
[副題] 野焼(のやき) 野火(のび)
草焼く(くさやく) 畦焼く(あぜやく)
早春の風のない穏やかな日に野の枯草を焼くことである。
灰が肥料となり草生をよくし害虫を駆除するために野・土手・畦などの枯草を焼き払うこと。
野火は野焼の火をいう。
野焼きの俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編 2月の生活俳句のページです。burn off dead grass noda yutaka haiku 例句は、松尾芭蕉を除き現在活動中の俳句作家の有季・定型・旧仮名遣い韻文の伝統的俳句の歳時記です。編者野田ゆたかは、平成24年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 初春(2月)生活季題[季題] 野焼く(のやく)[副題] 野焼(のやき)野火(のび)草焼く(くさやく)畦焼く(あぜやく)副題『野火』の例句ページへ リンク 副題『畦焼く』の例句ページへ リンク 早春の風のない穏やかな日に野の枯草を焼くことである。灰が肥料となり草生をよくし害虫を駆除するために野・土手・畦などの枯草を焼き払うこと。野火は野焼の火をいう。<例句>・野焼きの俳句 一揆相呼応せしかに野を焼ける/村上唯志・野焼の俳句 火は風を呼びて伸びゆく野焼かな/西ア佐知・野焼き勢子の俳句 野焼勢子伏兵のごと現れぬ/岡村紀洋・野焼きの俳句 一発の狼火合図の野焼かな/横田寿賀子・野焼きの火の俳句 野焼の火一気呵成にのひとところ/稲福昌一・野焼きの俳句 夕暮の村に残りし野焼の火 佐藤美和子・野焼きの俳句 修羅の火の匂ひ残れる焼野かな/嶋きさ子・野焼きの俳句 二上山の裾野けぶらせ野焼かな/伊藤悦子・野焼きの俳句 遠山に野焼の煙棚引きて/加藤ひかり・野焼きの俳句 一望の野焼の跡に雨けぶる/加納幸子・野焼きの俳句 茫々と北の大地の野焼かな/辻本和子・野焼きの俳句 赤き火の走る野焼の日暮かな/吉田静代・野焼きの火の俳句 石地蔵の裳裾に迫る野焼の火/橘川 董・野焼きの俳句 国分野に風の撹乱する野焼/小笠原ひろみ・野焼きの煙の俳句 風絶へて野焼きの煙真っ直ぐに/前田甲山・野焼きの炎の俳句 山裾に野焼の炎見え隠れ/中山泰山・野焼きけむりの俳句 鳶舞ひぬ野焼けむりのその上を/東 嘉子・野焼きの俳句 大阿蘇の山懐の野焼かな/橋本幹夫 ・野焼きの俳句 一火より末黒を広げゆく野焼/野田ゆたか