02-c-06b
007.gif
[季節] 初春(2月)        地理季題
 

  ===== このページは例句のみを掲出しています。=====
 
 
      「焼野」の副題『末黒野』の例句のページです。
 
 
       ▼▼季題の『焼野』のページへ▼▼
 
 
 
 
     ※ 「末黒の芒(すぐろのすすき)」は別題となる。
焼野の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編 2月の地理俳句のページです。noda yutaka haiku 例句は、松尾芭蕉を除き現在活動中の俳句作家の有季・定型・旧仮名遣い韻文の伝統的俳句の歳時記です。編者野田ゆたかは、平成24年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。大阪清月庵 大阪府枚方市 京都清月庵 京都府木津川市[季節] 初春(2月)地理季題[季題] 焼野(やけの)[副題] 末黒野(すぐろの)早春に野焼きをしたあとの野をいう。野焼きは害虫駆除と萌え出る草の生長のために行う。黒々と焼け拡がった野の中に焦げた芒の茎などが見えるのを末黒野という。※「末黒の芒(すぐろのすすき)」は別題となる。<例句>/末黒野の俳句 末黒野の日の眩しさに犬駈ける 西ア佐知/末黒野の俳句 末黒野や雨に匂ひの消す夕べ 中山泰山/末黒野の俳句 末黒野に立てば水無瀬の山迫る 田川栄/末黒野の俳句 末黒野や動く命の見え隠れ 清水恵山/末黒野の俳句 末黒野に鳥の白さの目立ちをり 吉田静代/末黒野の俳句 末黒野や末広がりに阿蘇の山 橋本幹夫/末黒野の俳句 末黒野を分かつ小川も古戦場(久米田) 野田ゆたか