02-c-06
[季節] 初春(2月) 地理季題
[季題] 焼野(やけの)
[副題] 末黒野(すぐろの)
早春に野焼をした跡の野をいう。
野焼は害虫駆除と萌え出る草の生長のために行う。
黒々と焼け拡がった野の中に焦げた芒の茎などが見えるのを末黒野という。
※ 「末黒の芒(すぐろのすすき)」は別題となる。
焼野の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編 2月の地理俳句のページです。noda yutaka haiku 例句は、松尾芭蕉を除き現在活動中の俳句作家の有季・定型・旧仮名遣い韻文の伝統的俳句の歳時記です。編者野田ゆたかは、平成24年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。大阪清月庵 大阪府枚方市 京都清月庵 京都府木津川市[季節] 初春(2月)地理季題[季題] 焼野(やけの)[副題] 末黒野(すぐろの)早春に野焼きをしたあとの野をいう。野焼きは害虫駆除と萌え出る草の生長のために行う。黒々と焼け拡がった野の中に焦げた芒の茎などが見えるのを末黒野という。※「末黒の芒(すぐろのすすき)」は別題となる。<例句>/焼野の俳句 潔(いさぎよ)き焼野となりて雨の降る 西ア佐知/焼野の俳句 地雷まだ有るやも知れぬ焼野かな 山田行恵/焼野の俳句 雨ごとに色褪せゆける焼野かな 野田ゆたか