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[季節] 初春（２月４日ごろ） 時候季題
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春立つの俳句 清月俳句歳時記／野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いの有季定型俳句を取り上げています。清月の所在地 大阪府枚方市[季節] 初春（２月４日ごろ）時候季題このページは例句のみを掲出しています。「立春」の副題『春立つ』の例句のページです。季題の『立春』のページへ リンク「立春」の副題『春立つ』の例句ページへ リンク「立春」の副題『春立つ日』の例句ページへ リンク＜例句＞／春立つの俳句 はる立や新年ふるき米五升 松尾芭蕉／春立つの俳句 一穢無き蒼天春の立ちにけり 門田窓城／春立つの俳句 春立ちてお堀開きの水通す 稲福昌一／春立つの俳句 コーヒーの豆碾く響き春立ちぬ 林雄次郎／春立つの俳句 春立つを指折り数ふ看取妻 松山寿美／春立つの俳句 春立ちて声も燥ぐ通学路 南部静季／春立つの俳句 春立ちて森に息吹の生れけり 西川寿賀子／春立つの俳句 金色の法輪空に春立ちぬ 吉野濃菊／春立つの俳句 春立つや机上に小さき旅心 大畠宮子／春立つの俳句 春立つや雲なき空の渺渺と 岩井純子／春立つの俳句 流れつつ膨らむ雲や春立ちて 清水恵山／春立つの俳句 パーカーのインクの香り春立ちぬ 長嶺勇／春立つの俳句 束の間の陽差し和みて春立ちぬ 飯岡良一／春立つの俳句 常連に一人加はり春立ちぬ 土舘イサ／春立つの俳句 心臓の検査正常春立ちぬ 及川輝子／春立つの俳句 文送る序文に春の立ちし事 水野良子／春立つの俳句 万物をいとしむ日射し春立ちぬ 市原遊亀／春立つの俳句 春立つや鳥も老女も喜々として 瀧尻久美子／春立つの俳句 夜べの鬼失せて花街春立ちぬ 野田ゆたか