01-a-08
[季節] 晩冬(1月) 時候季題
[季題] 春隣(はるとなり)
[副題] 春近し(はるちかし)
梅や椿の蕾に紅が見え始め日脚が伸び日ざしも日一日と濃くなる。
春がすぐそこにまで来ているとの思いがする季節感あるいはその感じをいう。
春隣の俳句 清月俳句歳時記時候俳句1月のページです。例句は、有季定型俳句・旧仮名遣い・伝統俳句をアップしています。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。noda yutaka [季節] 晩冬(1月)時候季題[季題] 春隣(はるとなり)[副題] 春近し(はるちかし)▼副題『春近し』の例句ページへ リンク 梅や椿の蕾に紅が見え始め、日脚が伸び、日ざしも日一日と濃くなり、春がすぐそこにまで来ているとの思いがする季節感、あるいは、その感じをいう。/春隣の俳句 点検の園の遊具や春隣 土井木賊/春隣の俳句 万象にやはき光や春隣 森本恭生/春隣の俳句 穂先利く筆さらさらと春隣 岡崎桜雲/春隣の俳句 新調の眼鏡受け取る春隣 保坂道子/春隣の俳句 お写経の筆持つ手にも春隣 本田敏子/春隣の俳句 縫ひ上げて試着の鏡春隣 伊藤知子/春隣の俳句 野地蔵に供花一輪の春隣 湯澤正枝/春隣の俳句 朱の鳥居日差し遍く春隣 梅田澄子/春隣の俳句 力抜く生き方を知り春隣 貫野 浩/春隣の俳句 神の池飛石渡る春隣 能口和子/春隣の俳句 春隣浄土の池に動くもの 水野良子/春隣の俳句 恙無く年金近し春隣 堀江桃雀/春隣の俳句 祝ぎ事を告げる電話や春隣 大場比奈子/春隣の俳句 春隣北斗七星うるみをり 今関晴雄/春隣の俳句 蓋置きの柄杓置く音春隣 水野惠以/春隣の俳句 嬰児の片言増えて春隣 清水恵山/春隣の俳句 漣に千の煌めき春隣 駒田暉風/春隣の俳句 視野広くなりきし思ひ春隣 八木 徹/春隣の俳句 幼な児の言葉増えゆく春隣 山口美琴/春隣の俳句 大屋根の雨やはらかし春隣 池下よし子/春隣の俳句 雑木山響く水音春隣 堀尾早苗/春隣の俳句 春隣グランドゴルフ待ち遠し 中島季世/春隣の俳句 春隣百人一首人形展 伊藤悦子/春隣の俳句 和菓子屋の色艶やかに春隣 橋本正勝/春隣の俳句 鳩笛を吹く幼子や春隣 三浦光芳/春隣の俳句 車窓より弾みゆく景春隣 山本宏子/春隣の俳句 なんとなく回り道する春隣 加納幸子/春隣の俳句 子と孫の喜びの声春隣 古堂周子/春隣の俳句 春隣万葉講座の相聞歌 窪田 静/春隣の俳句 日溜りにうずくまる猫春隣 山口広子/春隣の俳句 神苑に砂利踏む音や春隣 野田ゆたか
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