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林雄次郎の木津俳句会新人賞受賞作品から俳句集「春一番」にまとめたものの第4ページです。蛙の俳句 遠蛙鳴き止みし間の無聊かな 林雄次郎の俳句。烏賊漁の俳句 艫なべて昼をまどろむ烏賊の船 林雄次郎の俳句。目高の俳句 水鉢のめだか健在空青し 林雄次郎の俳句。端居の俳句 端居して術後の安堵茶を召さる 林雄次郎の俳句。西日の俳句 大西日通天閣を昏れ残し 林雄次郎の俳句。引鶴句会新人賞受賞作品句 端居端居して術後の安堵茶を召さる 林雄次郎の俳句。涼しの俳句 鉢巻の大声涼し朝の市 林雄次郎の俳句。