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松山寿美の俳句集「花筏」の第6頁です。みのむしの俳句 蓑虫のまだ青がかる絲長し 松山寿美の俳句。たけのはるの俳句 苔鎧ふ石に木洩日竹の春 松山寿美の俳句。くれのあきの俳句 水痩せて破屋の水車暮の秋 松山寿美の俳句。松山寿美の俳句集「花筏」の第5頁です。 はつしぐれの俳句 初時雨牙を持ちたる鬼瓦 松山寿美の俳句。ひややかの俳句 御影堂を巡る回廊冷やかに 松山寿美の俳句。こはるびの俳句 小春日の四方にあふるる石舞台 松山寿美の俳句。