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岡山県在住俳人 橋本幹夫の第7句集「海の日」の第4ページです。/苔清水の俳句 ささくれし指を潤す苔清水/雲の峰の俳句 争乱は何時も何処かで雲の峰/韮の花の俳句 木漏日の甘きみちのく韮の花/山車の俳句 山車曲り小兵打つ飛ぶ大手町/願の糸の俳句 典子忌の白き願の糸に雨/女郎花の俳句 男郎花流るる風に逆らはず