d1.gif d2.gif d3.gif
12月21日 開催
    隠り沼に居付き数羽の鴨浮寝 松山寿美
    波に日の煌めくところ浮寝鳥
 
  着ぶくれて人まかせなる一日かな 長嶺 勇
   時雨来て嵯峨の薮騒ひとしきり

    大阪に村ひとつあり雪霏々と 稲福昌一
     太りゆく樹氷の示す標高差
 
     木の瘤の力あふるる冬の庭 西村舟津
   どよまして夜すがら募る虎落笛
 
     腹加減ととのへ参ず闇汁会 森本恭生
  闇汁の具をねんごろにまさぐれる
 
    散る銀杏空の広さを戻しけり 林 雄次郎
    大根干す土間に転びし醤油樽
 
  ルミナリエてふ華やぎも師走かな 野田ゆたか
    ありがたき結の御札や御遷宮

・・・・・ 選者 岬   忠 詠 ・・・・・
 
  雪吊の毫も弛まぬ手練かな
 翳る水尾翳らざる水尾水尾交す鴨
平成25年12月の木津川俳句会の月例句会開催結果のページです。木津川俳句会。浮寝鴨の俳句 隠り沼に居付き数羽の鴨浮寝 松山寿美。浮寝鳥の俳句 波に日の煌めくところ浮寝鳥 松山寿美。着ぶくれの俳句 着ぶくれて人まかせなる一日かな 長嶺 勇。時雨の俳句 時雨来て嵯峨の薮騒ひとしきり 長嶺 勇。雪の俳句 大阪の俳句 大阪に村ひとつあり雪霏々と 稲福昌一。樹氷の俳句 太りゆく樹氷の示す標高差 稲福昌一。冬の庭の俳句 木の瘤の力あふるる冬の庭 西村舟津。虎落笛の俳句 どよまして夜すがら募る虎落笛 西村舟津。闇汁会の俳句 腹加減ととのへ参ず闇汁会 森本恭生。闇汁の俳句 闇汁の具をねんごろにまさぐれる 森本恭生。一葉散るの俳句 散る銀杏空の広さを戻しけり 林雄次郎。大根干すの俳句 大根干す土間に転びし醤油樽 林雄次郎。師走の俳句 ルミナリエの俳句 ルミナリエてふ華やぎも師走かな 野田ゆたか。御遷宮の俳句 ありがたき結の御札や御遷宮 野田ゆたか。雪吊の俳句 雪吊の毫も弛まぬ手練かな 岬忠。鴨の水尾の俳句 翳る水尾翳らざる水尾水尾交す鴨 岬忠。
浮寝鴨の俳句 隠り沼に居付き数羽の鴨浮寝 松山寿美。浮寝鳥の俳句 波に日の煌めくところ浮寝鳥 松山寿美。着ぶくれの俳句 着ぶくれて人まかせなる一日かな 長嶺 勇。時雨の俳句 時雨来て嵯峨の薮騒ひとしきり 長嶺 勇。雪の俳句 大阪の俳句 大阪に村ひとつあり雪霏々と 稲福昌一。樹氷の俳句 太りゆく樹氷の示す標高差 稲福昌一。冬の庭の俳句 木の瘤の力あふるる冬の庭 西村舟津。虎落笛の俳句 どよまして夜すがら募る虎落笛 西村舟津。闇汁会の俳句 腹加減ととのへ参ず闇汁会 森本恭生。闇汁の俳句 闇汁の具をねんごろにまさぐれる 森本恭生。一葉散るの俳句 散る銀杏空の広さを戻しけり 木津三郎。大根干すの俳句 大根干す土間に転びし醤油樽 木津三郎。師走の俳句 ルミナリエの俳句 ルミナリエてふ華やぎも師走かな 野田ゆたか。御遷宮の俳句 ありがたき結の御札や御遷宮 野田ゆたか。雪吊の俳句 雪吊の毫も弛まぬ手練かな 岬忠。鴨の水尾の俳句 翳る水尾翳らざる水尾水尾交す鴨 岬忠。2013年(平成25年)12月の同人俳句結社「木津川俳句会の月例句会の開催報告です。句会同人は、有季定形・文語(旧仮名遣い)を以て伝統的手法で俳句を詠んでいます。管理人は、清月庵主・野田ゆたかです。