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日本伝統俳句協会編 俳人選集花鳥諷詠 平成17年版 383頁上段より
米田優子
初電車の俳句 虚子のこと学ぶ幸せ初電車 米田優子の俳句 御降の俳句 お降りに傘さす人もなかりけり 米田優子の俳句 初大師の俳句 初大師衿立て上げて詣でける 米田優子の俳句 一の午の俳句 歌宮の反橋渡る一の午 米田優子の俳句 霞の俳句 岬とも島とも見えて霞みをり 米田優子の俳句 梅の香の俳句 梅の香を運ぶ風あり汀子句碑 米田優子の俳句 辛夷の花の俳句 咲き初めし辛夷の真白極めけり 米田優子の俳句 滴りの俳句 滴りの切岸に在す観世音 米田優子の俳句 早乙女の俳句 御田祭の俳句 住吉の俳句 住吉の早乙女揃ふ御田祭 米田優子の俳句 子規忌の俳句 子規逝きて百一年の忌日かな 米田優子の俳句 星祭の俳句 大好きな人の名を書く星祭 米田優子の俳句 雲の峰の俳句 仰ぎ見る太陽の塔雲の峰 米田優子の俳句 浴衣の俳句 夕風の誘ふ浴衣の軽さかな 米田優子の俳句 小春の俳句 俳磚に我が句もありて館小春 米田優子の俳句 年の暮れの俳句 年の暮ねぢれて廻る理髪の灯 米田優子の俳句