西�ｱ佐知２００号発行ご挨拶

引鶴平成２０年６月　通巻２００号の記事を転記しました。なお横書きに改め、数詞の漢数字は算用数字に改めました。

引鶴２００号発行御挨拶　　西 崎 佐 知

　青葉を渡る風も清しく、世問もすっかり白い夏姿となりました。

　日頃は一方ならぬ御厚情を頂いて居ります「引鶴」もこの６月号をもちまして、目出度く２００号に達することが出来ました。

　これ一重に皆々様の御力添え、お励ましのありましたからに外なりません。

　創刊者の故舘野翔鶴先生の提唱された教えを礎と致しまして、伝統俳句の道を進んで参りました、６月８日には泉大津市のホテルサンルートにおいて２００号の記念祝賀会の開催の運びと相成りました。

　お一人でも多く御出席を頂き、新しく２０１号への第一歩を踏み出します「引鶴」誌に・何卒皆・様の壱のご支援、ご鞭燵を賜ります様衷心より、お願い申し上げる次第に御座います。

皆々様の益々の御健吟を心よりお祈り申し上げます。

　　　薫風や師の恩ありてこその祝儀　佐知

　　　門葉の支へ尊し梅は実に　佐知　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成２０年６月

　皆様、お早うございます。

　俳誌「引鶴」もこの６月号をもちまして２００号に達しました。　

　これ一重に、大勢の方々のお力添えと、お励ましの賜と感謝の気持ちで一杯でございます。

　「引鶴」は平成３年１１月、故館野翔鶴先生を主宰に頂き、創刊されまして１６年８ケ月一と月の遅刊、欠刊もなく続けられましたのも、翔鶴先生と御親交のありました先輩諸先生の、今になお「引鶴集」に近詠をお寄せ下さいます所以と、深く感じ入っております。

　生涯、現役を貫かれた翔鶴先生、志半ばにして鬼籍に入られた正秋先生の、提唱された伝統俳句の道を、今後とも励みたいと思っております。

　２００号と言う節目を迎えました「引鶴」の祝賀会をかかる沢山の方々のご臨席を頂き、開催することのできました。

　今日はごゆっくりと、楽しくお過しの程を、お願い致します。有難うございました。

　さて、僭越ではございますが、この席をお借り致しまして、「引鶴」創刊時より１６年８ヶ月の間一ト月も欠かさず、御投句をお寄せ下さいました方々に、私より記念の品を贈らせていただきます。

　ここに本日御出席の方の御芳名を申し上げますので、皆様の暖かい拍手を、お願い申し上げます。五十音順に申し上げます。

　　秋山英身様　　　伊藤悦子様　　　岡崎桜雲様　　　岡村紀洋様

　　奥田不二子様　　貫野浩様　　　　佐藤美和子様　　竹中三津子様

　　辻多津子様　　　西川寿賀子様　　能口和子様　　　迫間喜美子様

　　山本とも江様　　吉野濃菊様

以上で御座います。有り難うございました。