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般若寺(コスモス寺)
[開 催] 平19. 9. 9(日)
[吟行地] 奈良市/般若寺(コスモス寺)
[句会場] 同市/県立文化会館
石仏を拝みたる目に秋桜 良 一
秋空にどっかと高し十三塔 とも江
すぐ乾く水掛不動秋暑し 岸野幸子
石像に秋暑の帽子目深にす 圭 子
幾万のコスモス揺るる古刹かな 加納幸子
露草や薬研彫てふ笠塔婆 美和子
虚空突く石塔にそふ赤とんぼ 公 枝
爽やかや重文とあり笠塔婆 和 子
重塔の影あざやかに秋の空 雄次郎
コスモスが好きで佇む法の庭 ゆたか
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選者 西ア佐知
詠
塔よりの風に磨きし秋桜
般若寺の庭は浄土よあきつ飛ぶ 舟 津
秋天に穀然と聳ゆ石宝塔 澄 子
秋桜寺苑あまさぬ石仏に 窓 城
翳す手に仏塔仰ぐ秋暑かな 寿 美
堂囲みあふるるばかり秋桜 道 子
はたと止み又一勢に法師蝉 浩
楼門の風格たたえ昼の虫 雍 子
雲流れ十三石塔秋高し 伝 三
黄コスモス原爆の火の絶ゆるなく 道 子
爽やかや四方四仏の大石塔 律 子
奈良阪の高きに登る古刹かな 徹
秋風やポニー牧場レストラン 濃 菊
楼門へ続く小道や秋桜 輝 子
新蕎麦のサラダや梨とマンゴーと 不二子
秋暑し坂のきびしき古都の町 多津子
目を見据え文殊菩薩の堂さやか 郁 子
大和路の秋踏み分けて般若寺に 宮 子
辻 多津子 記
般若寺・コスモス寺吟行俳句会報告 平成19年9月の俳誌「引鶴」の吟行俳句会報告のページです。 9月の俳句 開催の俳句 平19. 9. 9(日) 吟行地 奈良市 般若寺(コスモス寺) 俳句会場 同市 県立文化会館 あきつの俳句 般若寺の庭は浄土よあきつ飛ぶ 西村舟津の俳句 秋天の俳句 秋天に穀然と聳ゆ石宝塔 梅田澄子の俳句 秋桜の俳句 秋桜寺苑あまさぬ石仏に 門田窓城の俳句 秋暑の俳句 翳す手に仏塔仰ぐ秋暑かな 松山寿美の俳句 秋桜の俳句 堂囲みあふるるばかり秋桜 保坂道子の俳句 法師蝉の俳句 はたと止み又一勢に法師蝉 貫野浩の俳句 昼の虫の俳句 楼門の風格たたえ昼の虫 雍子の俳句 秋高しの俳句 雲流れ十三石塔秋高し 渡辺伝三の俳句 コスモスの俳句 黄コスモス原爆の火の絶ゆるなく 保坂道子の俳句 爽やかの俳句 爽やかや四方四仏の大石塔 松葉律子の俳句登高の俳句 奈良阪の高きに登る古刹かな 八木徹の俳句 秋風の俳句 秋風やポニー牧場レストラン 濃菊の俳句 コスモスの俳句 楼門へ続く小道や秋桜 及川輝子の俳句 新蕎麦の俳句 新蕎麦のサラダや梨とマンゴーと 奥田不二子の俳句 秋暑しの俳句 秋暑し坂のきびしき古都の町 辻多津子の俳句 爽やかの俳句 目を見据え文殊菩薩の堂さやか 郁子の俳句 秋の俳句 大和路の秋踏み分けて般若寺に 大畠宮子の俳句 コスモスの俳句 石仏を拝みたる目に秋桜 飯岡良一の俳句 秋空の俳句 秋空にどっかと高し十三塔 山本とも江の俳句 秋暑しの俳句 すぐ乾く水掛不動秋暑し 岸野幸子の俳句 秋暑し 石像に秋暑の帽子目深にす 小林圭子の俳句 コスモスの俳句 幾万のコスモス揺るる古刹かな 加納幸子の俳句 露草の俳句 露草や薬研彫てふ笠塔婆 佐藤美和子の俳句 赤蜻蛉の俳句 虚空突く石塔にそふ赤とんぼ 公枝の俳句 爽やかの俳句 爽やかや重文とあり笠塔婆 能口和子の俳句 秋の空の俳句 重塔の影あざやかに秋の空 林雄次郎の俳句 コスモスの俳句 コスモスが好きで佇む法の庭 野田ゆたかの俳句 西ア佐知詠 コスモスの俳句 塔よりの風に磨きし秋桜