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水無瀬神宮
[開 催] 平21. 9. 9(日)
[吟行地] 大阪・島本町/水無瀬神宮
[句会場] 同町/大山崎町歴史資料館
    魁けの萩を賞でもす水無瀬宮 久美子
 
     宮を訪ふ西国街道野路の秋 静 代
 
   句帳手に座したる石の冷やかに 伝 三
 
    五右衛門の手形と伝へ秋の風 公 枝
 
    五右衛門の手形跡より秋の声 公 二
 
    昨夜雨に洗はれ透けて天高し 雍 子
 
     上皇の遺愛の茶室露けしや 澄 子
 
      秋空を見つつ殿また楽し とも江
 
      真向ふに天王山や天高し 舟 津
 
      水占のみくじ小吉竹の春 圭 子
 
     水無瀬川川底あらは葛の花 雄次郎
 
     早紅葉や名水求む人絶えず 良 一
 
    苔のせて茅葺き屋根に秋の風 宮 子
 
     大前に色みせ初めし萩の花 不二子
 
    木洩日のおよばぬ茶室竹の春 恵 以
 
     露けしや昼なほ暗き燈心亭 多津子
燈心亭石垣張と言ふ障子 
 
秋天を持ち上げている宮大樹 寿 美
水細く秋草茂る水無瀬川
 
露けしや後鳥羽天皇像遺し 恭 生
椿の実殊につやつや一摂社
 
爽やかな風の渡りて宮静か 窓 城
欝蒼の宮の薄々紅葉かな
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選者 西ア佐知 詠
 
露けしや遠流三帝合祀され
 
萩咲いて歌聖の帝の離宮跡
 
格式の宮居に適ふ新松子
 
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門田窓城 記
水無瀬神宮吟行記 句会場 京都府大山崎町歴史資料館 大山崎ふるさとセンター 選者 引鶴俳句会主宰 西ア佐知 萩の俳句 水無瀬神社の俳句 魁けの萩を賞でもす水無瀬宮 久美子 野路の秋の俳句 水無瀬神宮の俳句 宮を訪ふ西国街道野路の秋 静代 冷やかの俳句 吟行の俳句 句帳手に座したる石の冷やかに 伝三 秋風の俳句 石川五右衛門の俳句 五右衛門の手形と伝へ秋の風 公枝 石川五右衛門の俳句 秋声の俳句 五右衛門の手形跡より秋の声 公二 秋高しの俳句 夜雨の俳句 昨夜雨に洗はれ透けて天高し 雍子 露の俳句 露けしの俳句 上皇の遺愛の茶室露けしや 澄子 秋空の俳句 秋空を見つつ殿また楽し とも江 秋高しの俳句 天王山の俳句 真向うに天王山や天高し 舟津 占いの俳句 竹の春の俳句 水占のみくじ小吉竹の春 圭子 葛の花の俳句 水無瀬川の俳句 水無瀬川川底あらは葛の花 雄次郎 早紅葉の俳句 名水の俳句 早紅葉や名水求む人絶えず 良一 秋風の俳句 苔の俳句 茅葺きの俳句 苔のせて茅葺き屋根に秋の風 宮子 萩の俳句 神前の俳句 大前に色みせ初めし萩の花 不二子 木洩れ日の俳句 茶室の俳句 竹の春の俳句 木洩日のおよばぬ茶室竹の春 恵以 露の俳句 灯心亭の俳句 露けしや昼なほ暗き燈心亭 多津子 灯心亭の俳句 障子の俳句 燈心亭石垣張と言ふ障子 浩 秋の空の俳句の俳句 秋天を持ち上げている宮大樹 寿美 水無瀬川の俳句 秋草の俳句 水細く秋草茂る水無瀬川 寿美 露の俳句 後鳥羽天皇像の俳句 露けしや後鳥羽天皇像遺し 恭生 椿の実の俳句 摂社の俳句 椿の実殊につやつや一摂社 恭生 爽やかの俳句 爽やかな風の渡りて宮静か 窓城 紅葉の俳句 欝蒼の宮の薄々紅葉かな 窓城 水無瀬神宮吟行俳句会の開催 選者 西ア佐知詠 露の俳句 遠島の俳句 9月の俳句 露けしや遠流三帝合説され はぎの俳句 歌聖の俳句 萩咲いて歌聖の帝の離宮跡 新松子の俳句 九月の俳句 格式の宮居に適ふ新松子