/ha/15/73/
[開 催] 平18. 7. 9(日)
[吟行地] 京都/法金剛院
[句会場] 京都/レストラン・花ごごろ
蓮の寺/法金剛院
町騒の及ばぬ古刹夏木立 宮 子
遠来をもてなすごとく花蓮 幸 子
沙羅の花カメラに納め苑巡る 和 子
手で掴むほどの汀に緋鯉群れ 恵 以
今朝晴れて清しき蓮見なりしかな 良 子
沙羅の花正面にあり古刹かな 道 子
蓮の花揺るるは鯉のとほる道 ゆたか
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選者 西ア佐知
詠
静寂や蓮の浄土となる寺苑
薫香の涼し丈六阿弥陀仏
幾世経し苔の花召す石小法師
改めて山の青さや梅雨晴間 多津子
鶴亀の池を要に蓮の花 不二子
方丈の庭に紛れし夏の蝶 寿 美
対峙して涼し丈六阿弥陀仏 浩
律院の沙羅咲く樹下に身を寄せて 久美子
寺浄土五位の位階の緑背に 窓 城
百態の世界の蓮のそよぎかな 舟 津
紅ぼかしはじらい咲ける大賀蓮 公 枝
白蓮というもかすかに紅含む 徹
裏山に別の闇あり黒揚羽 良 一
蓮咲いて浄土の庭の古刹かな 木 賊
蓮の花白花ばかり凛と咲く 二 美
山蟻の仏足石をなぞりをり とも江
風そよぐ池の広さを花蓮 律 子
紫陽花の藍が取巻くみ寺かな 澄 子
蓮花の盛りの林泉渡りけり 美和子
門田窓城 記
蓮の寺/法金剛院 引鶴句会吟行会 [開催]平18. 7. 9(日)[吟行地]京都/法金剛院[句会場]京都/レストラン・花ごごろ/梅雨晴間の俳句 改めて山の青
さや梅雨晴間 多津子/蓮の花の俳句 鶴亀の池を要に蓮の花 不二子/夏の蝶の俳句 方丈の庭に紛れし夏の蝶 寿 美/涼しの俳句 対峙して涼し丈六阿
弥陀仏 浩/沙羅咲くの俳句 律院の沙羅咲く樹下に身を寄せて 久美子/緑の俳句 寺浄土五位の位階の緑背に 窓 城/蓮の俳句 百態の世界の蓮のそよ
ぎかな 舟 津/大賀蓮の俳句 紅ぼかしはじらい咲ける大賀蓮 公 枝/白蓮の俳句 白蓮というもかすかに紅含む 徹/黒揚羽の俳句 裏山に別の闇あり
黒揚羽 良 一/蓮咲くの俳句 蓮咲いて浄土の庭の古刹かな 木 賊/蓮の花の俳句 蓮の花白花ばかり凛と咲く 二 美/蟻の俳句 山蟻の仏足石をなぞ
りをり とも江 /花蓮の俳句 風そよぐ池の広さを花蓮 律 /紫陽花の俳句 紫陽花の藍が取巻くみ寺かな 澄 子 /蓮花の俳句 蓮花の盛り
の林泉渡りけり 美和子/夏木立の俳句 町騒の及ばぬ古刹夏木立 宮 子/花蓮の俳句 遠来をもてなすごとく花蓮 幸 子/沙羅の花の俳句 沙羅の花カ
メラに納め苑巡る 和 子/緋鯉の俳句 手で掴むほどの汀に緋鯉群れ 恵 以/蓮見の俳句 今朝晴れて清しき蓮見なりしかな 良 子/沙羅の花の俳句
沙羅の花正面にあり古刹かな 道 子/蓮の花の俳句 蓮の花揺るるは鯉のとほる道 ゆたか/選者 西ア佐知 詠/蓮の俳句 静寂や蓮の浄土となる寺苑/薫
香の俳句 薫香の涼し丈六阿弥陀仏/苔の花の俳句 幾世経し苔の花召す石小法師