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[開 催] 平21. 6.14(日)〜五月晴〜
[吟行地] 京都市/伏見稲荷大社
[句会場] 同社 参集殿
伏見稲荷大社
乾坤を祀る神龍青葉風 岸野幸子
青葉風登り下りして元の道 加納幸子
風涼し千本鳥居どこまでも 静 代
白靴や千本鳥居行く覚悟 由美子
山雀の声につられて夏の山 和
子
緑蔭や句の上達を叶雛 道 子
万緑に負けじと映ゆる朱の鳥居 紀 子
五月闇鳥居の闇は別にあり ゆたか
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選者 西ア佐知
詠
千本の鳥居涼しく潜りけり
神の田の早苗は早も風捉ふ
神狐像涼し稲穂を咥へゐて
巡らんか稲荷のお山梅雨晴るる 窓 城
息詰めて参道に聞くほととぎす 恭 生
稲荷山我が物顔の梅雨鴉 浩
汗の手におもかる石の軽きこと 舟 津
水音も秘かな宮の茂りかな 良 一
滴りや奥社に登る鳥居道 雄次郎
四百社統ぶる大社風薫る 徹
句帳手に悪戦苦闘木下闇 伝 三
神杉の高さが夏日遠ざけて 多津子
鳥居道ますぐにあらず濃紫陽花 郁 子
万緑の山懐の大社 寿 美
幼気なき植田しっかり陽を返す 澄 子
薫風や神に参らす白狐絵馬 ともえ
走り根の伸び重なりて苔の花 圭 子
千本の鳥居に聞くや杜鵑 宮 子
楼門を吹き抜く風の涼しさよ 雍 子
野田ゆたか 記
伏見稲荷吟行俳句会報告 [開催] 平21. 6.14(日)〜五月晴〜 [吟行地] 京都市 伏見稲荷大社 [句会場] 同社 参集殿 俳句雑誌「引鶴」月例吟行俳句会 主宰 西ア佐知 梅雨晴の俳句 稲荷の俳句 巡らんか稲荷のお山梅雨晴るる 窓城 杜鵑の俳句 時鳥の俳句 ほととぎすの俳句 息詰めて参道に聞くほととぎす 恭生 梅雨の俳句 稲荷山の俳句 稲荷山我が物顔の梅雨鴉 浩 汗の俳句 重軽石の俳句 伏見稲荷の俳句 六月の吟行俳句 汗の手におもかる石の軽きこと 舟津 茂りの俳句 稲荷大社の俳句 6月の俳句 水音も秘かな宮の茂りかな 良一 滴りの俳句 奥社の俳句 鳥居の俳句 滴りや奥社に登る鳥居道 雄次郎 風薫るの俳句 伏見稲荷大社の俳句 四百社統ぶる大社風薫る 徹 木下闇の俳句 吟行俳句会の俳句 句帳手に悪戦苦闘木下闇 伝三 夏日の俳句 神杉の俳句 6月吟行俳句会 神杉の高さが夏日遠ざけて 多津子 紫陽花の俳句 引鶴吟行俳句会の詠句 鳥居道ますぐにあらず濃紫陽花 郁子 万緑の俳句 吟行俳句 萬緑の俳句 万緑の山懐の大社 寿 美 植田の俳句 神田の俳句 幼気なき植田しっかり陽を返す 澄子 薫風の俳句 白狐絵馬の俳句 薫風や神に参らす白狐絵馬 ともえ 苔の花の俳句 走り根の俳句 走り根の伸び重なりて苔の花 圭子 時鳥の俳句 千本鳥居での俳句 千本の鳥居に聞くや杜鵑 宮子 涼しの俳句 楼門の俳句 楼門を吹き抜く風の涼しさよ 雍子 青葉風の俳句 神龍の俳句 乾坤を祀る神龍青葉風 岸野幸子 青葉の俳句 青葉風登り下りして元の道 加納幸子 涼風の俳句 千本鳥居の俳句 風涼し千本鳥居どこまでも 静 代 白靴の俳句 白靴や千本鳥居行く覚悟 由美子 山雀の俳句 夏山の俳句 やまがらの俳句 山雀の声につられて夏の山 和子 緑蔭の俳句 緑陰の俳句 緑蔭や句の上達を叶雛 道 子 萬緑の俳句 万緑の俳句 鳥居の俳句 万緑に負けじと映ゆる朱の鳥居 紀子 五月闇の俳句 五月闇鳥居の闇は別にあり ゆたか 選者の俳句 引鶴主宰 選者 西ア佐知詠 涼の俳句 千本の鳥居涼しく潜りけり 早苗の俳句 神田の俳句 神の田の早苗は早も風捉ふ 稲穂の俳句 神狐の俳句 神狐像涼し稲穂を咥へゐて