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二条城・放鷹
[開 催] 平18.11.12(日)
[吟行地] 京都市/二条城・放鷹術実演
[句会場] 同市/光明寺
     奉還の舞台となりし城寒し 澄 子
 
      国宝の襖絵障子明りに見 宮 子
 
      家康の城放鷹を今もなほ 窓 城
 
      放鷹の空に気を揉む鳶烏 舟 津
 
      足裏知る冬の到来廊長し とも江
 
   鈴の音の軽やかにして鷹舞へり 良 子
 
    放鷹を見たさに訪ひし二条城 寿 美
 
     大木に昇りゆく蔦紅葉して 郁 子
 
     大綿や城の米倉閉ざされて 美和子
 
   放鷹のフリーフライト演じられ 不二子
 
    菊の香や今日の吟行始まりぬ 桂 子
 
     二条城威厳を今に冬ざるる 静 代
 
     鷹の舞ふ史の庭園の二条城 木 賊
 
   放鷹を見るに着膨れをりにけり 
 
      外濠に沿ひて凩すさぶ街 雄次郎
 
     幼鷹の茶々丸君は元気なり 二 美
   
放鷹に飛翔のとんび気もそぞろ 義 男
 
障壁画保護に障子の閉ざされて 徹
 
吹き溜る落葉さまざき色ありき 紀 子 
 
放鷹のまず輪回りに始まれり 律 子
 
穏やかに書院に紅葉明りかな 幽 狂
 
幾たびも鷹を放ちて城小春 ゆたか
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選者 西ア佐知 詠
 
放鷹の伝統文化吟行に
 
蒼空に高舞ふ鷹の威容かな
 
障壁画なべて狩野派城小春
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門田窓城 記
窓城の句ほか 
放鷹=ほうよう。当日、城内の緑の園において諏訪流の放鷹術が実演されていた。 
二条城・放鷹吟行俳句会報告 平成18年11月の吟行俳句会報告 11月の俳句 開催の俳句 平18.11.12(日) 吟行地 京都市 二条城放鷹術実演 俳句会場 同市 光明寺 引鶴吟行句会 京都 二条城放鷹術実演の俳句 京都 光明寺の俳句 寒しの俳句 奉還の舞台となりし城寒し 梅田澄子の俳句 障子の俳句 国宝の襖絵障子明かりに見 大畠宮子の俳句 放鷹の俳句 家康の城放鷹を今もなほ 門田窓城の俳句 放鷹の俳句 鳶の俳句 放鷹の空に気を揉む鳶烏 西村舟津の俳句 冬の俳句 足裏知る冬の到来廊長し 山本とも江の俳句 鷹の俳句 鈴の音の軽やかにして鷹舞へり 水野良子の俳句 放鷹の俳句 放鷹を見たさに訪ひし二条城 松山寿美の俳句 蔦紅葉の俳句 大木に昇りゆく蔦紅葉して 郁子の俳句 大綿の俳句 大綿や城の米倉閉ざされて 佐藤美和子の俳句 放鷹の俳句 放鷹のフリーフライト演じられ 奥田不二子の俳句 菊の香の俳句 菊の香や今日の吟行始まりぬ 桂子の俳句 冬ざれの俳句 二条城威厳を今に冬ざるる 吉田静代の俳句 鷹の俳句 鷹の舞ふ史の庭園の二条城 土井木賊の俳句 放鷹の俳句 放鷹を見るに着膨れをりにけり 貫野浩の俳句 凩の俳句 外濠に沿ひて凩すさぶ街 林雄次郎の俳句 鷹の俳句 幼鷹の茶々丸君は元気なり 福島二美の俳句 放鷹の俳句 放鷹に飛翔のとんび気もそぞろ 杉林義男の俳句 障子の俳句 障壁画保護に障子の閉ざされて 八木徹の俳句 落ち葉の俳句 吹き溜る落葉さまざき色ありき 紀子の俳句 鷹の俳句 放鷹のまず輪回りに始まれり 松葉律子の俳句紅葉明りの俳句 穏やかに書院に紅葉明りかな 幽狂の俳句 小春の俳句 幾たびも鷹を放ちて城小春 野田ゆたかの俳句 選者 西ア佐知詠 放鷹の俳句 放鷹の伝統文化吟行に 鷹の俳句 蒼空に高舞ふ鷹の威容かな 小春の俳句 障壁画なべて狩野派城小春 伝統俳句 放鷹術 諏訪流 二条城吟行記