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永 観 堂
[開 催] 平17.10. 9(日)
[吟行地] 京都市/永観堂
[句会場] 京都市/光明寺
勅使門色も清しと初紅葉 笑 子
 
菊月のみかへり阿弥陀拝しけり 律 子
 
一杓の水水琴窟の秋の音 良 子
 
秋の日を受けて行滝流れ急 和 子
 
大玄関秋の草花生けられて 恵 以
 
臥龍廊渡り登高せしことに ゆたか
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選者 西ア佐知 詠
 
禅苑の一歩に香る金木犀
 
臥龍廊触れゐし一枝初紅葉
 
七堂の紅葉明りに開け放ち
      臥龍廊足が捉へし紅葉冷 多津子
 
     回廊に及ぶ山気やそぞろ寒 舟 津
 
   晶子歌碑あり木犀の香に入れば 窓 城
 
     一穢なき紅葉且つ散る石畳 宮 子
 
     唐門は固く閉ざされ紅葉晴 美和子
 
      東山よりの行滝水澄めり とも江
 
   露けしやみかへり弥陀の堂暗し 寿 美
 
    知恵慈悲の石仏やさし萩の風 不二子
 
      爽やかや人の心を癒す寺 澄 子
 
    木漏れ日やまだ色浅し初紅葉 良 一
 
      金木犀香り薄らぐ寺の庭 紀 子
 
      永観堂まだ青勝る初紅葉 木 賊
 
   みかへりの阿弥陀如来に秋の風 道 子
 
       多宝塔背に東山空高し 静 代
 
   さやけしや砂壇一砂の乱れざる 澄 子
 
     五六人憩ふ人あり紅葉茶屋 幸 子
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門田窓城 記
永観堂吟行句会報告 平成17年10月俳句の俳誌「引鶴」吟行俳句会報告 10月の俳句 紅葉冷えの俳句 臥龍廊足が捉へし紅葉冷 辻多津子の俳句 そぞむ寒の俳句 回廊に及ぶ山気やそぞろ寒 西村舟津の俳句 木犀の香の俳句 晶子歌碑あり木犀の香に入れば 門田窓城の俳句 紅葉且散るの俳句 一穢なき紅葉且つ散る石畳 大畠宮子の俳句 紅葉晴れの俳句 唐門は固く閉ざされ紅葉晴 佐藤美和子の俳句 滝の俳句 東山よりの行滝水澄めり 山本とも江の俳句 露けしの俳句 露けしやみかへり弥陀の堂暗し 松山寿美の俳句 萩の風の俳句 知恵慈悲の石仏やさし萩の風 奥田不二子の俳句 爽やかの俳句 爽やかや人の心を癒す寺 梅田澄子の俳句 初紅葉の俳句 木漏れ日やまだ色浅し初紅葉 飯岡良一の俳句 金木犀の香の俳句 金木犀香り薄らぐ寺の庭 紀子の俳句 初紅葉の俳句 永観堂まだ青勝る初紅葉 土井木賊の俳句 秋風の俳句 みかへりの阿弥陀如来に秋の風 保坂道子の俳句 空高しの俳句 多宝塔背に東山空高し 吉田静代の俳句 さやけしの俳句 さやけしや砂壇一砂の乱れざる 梅田澄子の俳句 紅葉茶屋の俳句 五六人憩ふ人あり紅葉茶屋 岩本幸子の俳句 初紅葉の俳句 勅使門色も清しと初紅葉 笑子の俳句 菊月の俳句 菊月のみかへり阿弥陀拝しけり 松葉律子の俳句 秋の俳句 一杓の水水琴窟の秋の音 水野良子の俳句 秋の日の俳句 秋の日を受けて行滝流れ急 能口和子の俳句 秋草の俳句 大玄関秋の草花生けられて 水野恵以の俳句 登高の俳句 臥龍廊渡り登高せしことに 野田ゆたかの俳句 選者西ア佐知の俳句 金木犀の俳句 禅苑の一歩に香る金木犀 初紅葉の俳句 臥龍廊触れゐし一枝初紅葉 紅葉明かりの俳句 七堂の紅葉明りに開け放ち 作句現場へリンク永観堂へリンク 紅葉冷えの俳句 臥龍廊足が捉へし紅葉冷 初紅葉の俳句 木漏れ日やまだ色浅し初紅葉 飯田良一の句 開催 平17.10.9(日) 吟行地 京都市 永観堂 俳句会場 京都市 光明寺 門田窓城記 永観堂一帯を吟行しました。選者は引鶴主宰西ア佐知です。京都市内は、年数回吟行をしています