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叡山坂本・旧竹林院
[開 催] 平19.11.11(日)
[吟行地] 滋賀・叡山坂本界隈一帯
[句会場] 同/旧竹林院の茶室
     照り翳り山から山へ片時雨 多津子
 
     紅葉又黄葉よ院の茶室まで 
 
    ゆつくりと冬日が動く京訛り 公 枝
 
   初時雨釜めし茶屋の混み合へる 寿 美
 
    里坊にやすらぎのあり冬紅葉 良 一
 
    琵琶湖背に巡る初冬の門前町 澄 子
 
     比良比叡仰げば時雨雲渡る 窓 城
 
     由緒ある障子明りの句会場 美和子
 
       穴太積狭庭彩る実千両 静 代
 
    杉苔に音なく落ちる紅葉かな 芳 子
 
     最澄の産湯つかひし寺小春 道 子
 
      初時雨破鐘に見る歴史跡 恵 以
 
   時雨傘差し出す程のこともなし 宮 子
 
   郁子のなる店に大津絵展示かな 
 
     訪ね来し石積の里紅葉散る 頼 江
 
     日吉社の茶園の花は今盛り 和 子
 
     歴史ある石積の里紅葉して 律 子
水走る坂の坂本小六月 舟 津
 
清流の走る門前神紅葉 嘉 風
 
坂本の石積訪ね落葉踏む とも江
 
折りもよし初時雨来て興に入る 雄次郎
 
苔庭に色づく落葉ありにけり 雍 子
 
初しぐれ比叡颪に付来る ゆたか
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選者 西ア佐知詠
 
つわものの駈けし街道冬に入る
 
ゆくりなく訪ふ最澄の寺小春
 
比叡晴れ竹林院の初時雨
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前川嘉風 記
比叡山坂本界隈・旧竹林院吟行句会報告 平成19年11月の俳誌「引鶴」の吟行俳句会報告のページです。 11月の俳句 開催 平19.11.11(日) 吟行地 滋賀坂本 旧竹林院一帯 俳句会場 同 旧竹林院の茶室 引鶴俳句会は、虚子の唱えた花鳥諷詠詩。感情を季題に託し自己生涯の生活の記録としての俳句の完成を目指す俳句会です。平成19年11月引鶴俳句吟行会 片時雨の俳句 照り翳り山から山へ片時雨 辻多津子の俳句 紅葉の俳句 黄葉の俳句 紅葉又黄葉よ院の茶室まで 貫野浩の俳句 冬の日の俳句 ゆつくりと冬日が動く京訛り 公枝の俳句 初時雨の俳句 初時雨釜めし茶屋の混み合へる 松山寿美の俳句 冬黄葉 里坊にやすらぎのあり冬黄葉 飯岡良一の俳句 初冬の俳句 琵琶湖背に巡る初冬の門前町 梅田澄子の俳句 時雨雲の俳句 比良比叡仰げば時雨雲渡る 門田窓城の俳句 障子の俳句 由緒ある障子明りの句会場 佐藤美和子の俳句 の俳句 千両の花 穴太積狭庭彩る実千両 吉田静代の俳句 紅葉の俳句 杉苔に音なく落ちる紅葉かな 井川芳子の俳句 小春の俳句 最澄の産湯つかひし寺小春 保坂道子の俳句 初時雨の俳句 初時雨破鐘に見る歴史跡 水野恵以の俳句 時雨傘の俳句 時雨傘差し出す程のこともなし 大畠宮子の俳句 郁子の俳句 郁子のなる店に大津絵展示かな 八木徹の俳句 紅葉散るの俳句 訪ね来し石積の里紅葉散る 頼江の俳句 茶の花の俳句 日吉社の茶園の花は今盛り 能口和子の俳句 紅葉の俳句 歴史ある石積の里紅葉して 松葉律子の俳句小六月の俳句 水走る坂の坂本小六月 西村舟津の俳句 紅葉の俳句 清流の走る門前神紅葉 前川嘉風の俳句 落ち葉踏むの俳句 坂本の石積訪ね落葉踏む 山本とも江の俳句 初時雨の俳句 折りもよし初時雨来て興に入る 林雄次郎の俳句 落ち葉の俳句 苔庭に色づく落葉ありにけり 雍子の俳句 初時雨の俳句 初しぐれ比叡颪に付来る 野田ゆたかの俳句 立冬の俳句 つわものの駈けし街道冬に入る 西ア佐知の俳句 小春の俳句 ゆくりなく訪ふ最澄の寺小春 初しぐれの俳句 比叡晴れ竹林院の初時雨 西ア佐知の俳句 比叡山坂本界隈俳句吟行会