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梅花藻とカバタ
[開 催] 平19. 7. 8(日)
[吟行地] 高島市/梅花藻とカバタ
[句会場] 同市/正傳寺本堂
大鯉を沈めて涼し外かばた 舟 津
 
鮎ねらう青鷺人におどろきて 和 子
 
捕まえし鮎一匹をみな覗く 
 
御僧の迎への車青田風 とも江
 
涼しかりかばたは比良の伏流水 久美子
 
汗入れて秘仏如来を拝しけり 雍 子
 
大津絵の額の涼しき正傳寺 公 枝
 
藻の花や旅路はるけき俳句道 ゆたか
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選者 西ア佐知 詠
 
寺に句座ひと日の安居心かな
 
    噴井とはこんなに心豊かにし 恭 生
 
    梅花藻の流れに沿ひて吟行す 不二子
 
   冷す瓜ぐるぐる回るかばたかな 
 
     苔鎧ひ水車ゆるりと水涼し 宮 子
 
      渾々と湧き脈々と山清水 寿 美
 
   かばたてふ針江文化を守る噴井 窓 城
 
    梅花藻に細き水路の続きをり 頼 江
 
   梅花藻の以外に小さく可憐なる 美和子
 
   梅花藻の咲くを探ねて生水まで 圭 子
 
    手作りのボートに興ず水遊び 恵 以
 
   藻の花や清き流れにさからわず 幸 子
 
   梅花藻の揺れにまかせて魚走る 芳 子
 
   揺れつつも藻の花しかと頭上ぐ 澄 子
 
      湧水の里を尋ねる青田道 律 子
 
   梅花藻の流れに沿ひて句作の歩 静 代
 
     遠く来し里は花藻の今盛り 輝 子
 
  梅花藻のひろがつてゐる広さかな 多津子
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野田ゆたか 記
梅花藻・かばた吟行俳句会報告 平成19年7月の俳誌「引鶴」の吟行俳句会報告のページです。 7月の俳句 開催 平19. 7. 8(日) 吟行地 高島市 梅花藻と”かばた” 俳句会場 同市 正傳寺本堂 噴井の俳句 噴井とはこんなに心豊かにし 森本恭生の俳句 梅花藻の俳句 梅花藻の流れに沿ひて吟行す 奥田不二子の俳句 瓜冷やすの俳句 冷す瓜ぐるぐる回るかばたかな 八木徹の俳句 水涼しの俳句 苔鎧ひ水車ゆるりと水涼し 大畠宮子の俳句 清水の俳句 渾々と湧き脈々と山清水 松山寿美の俳句 噴井の俳句 かばたてふ針江文化を守る噴井 門田窓城の俳句 梅花藻の俳句 梅花藻に細き水路の続きをり 頼江の俳句 梅花藻の俳句 梅花藻の以外に小さく可憐なる 佐藤美和子の俳句 水草の花の俳句 梅花藻の咲くを探ねて生水まで 小林圭子の俳句 水遊びの俳句 手作りのボートに興ず水遊び 水野恵以の俳句 藻の花の俳句 藻の花や清き流れにさからわず 岩本幸子の俳句 藻の花の俳句 梅花藻の揺れにまかせて魚走る 井川芳子の俳句 藻の花の俳句 揺れつつも藻の花しかと頭上ぐ 梅田澄子の俳句 青田の俳句 湧水の里を尋ねる青田道 松葉律子の俳句花藻の俳句 梅花藻の流れに沿ひて句作の歩 吉田静代の俳句 の俳句 花藻の俳句 遠く来し里は花藻の今盛り 及川輝子の俳句 梅花藻の俳句 梅花藻のひろがってゐる広さかな 辻多津子の俳句 涼しの俳句 大鯉を沈めて涼し外かばた 西村舟津の俳句 鮎の俳句 鮎ねらう青鷺人におどろきて 能口和子の俳句 鮎の俳句 捕まえし鮎一匹をみな覗く 貫野浩の俳句 青田風の俳句 御僧の迎への車青田風 山本とも江の俳句 涼しの俳句 涼しかりかばたは比良の伏流水 松阪久美子の俳句 汗の俳句 汗入れて秘仏如来を拝しけり 雍子の俳句 涼しの俳句 大津絵の額の涼しき正傳寺 公枝の俳句 藻の花の俳句 藻の花や旅路はるけき俳句道 野田ゆたかの俳句 選者 西ア佐知詠 安居の俳句 寺に句座ひと日の安居心かな 涼し 内外のかばた往き交ふ鯉涼し 金魚蘭の俳句 金魚蘭戸毎に咲かせ外かばた 西ア佐知の俳句