[開 催] 平20. 2.10(日)
[吟行地] 滋賀県長浜市/長浜大通寺
[句会場] 同寺 桜の間
長浜大通寺盆梅展
借景の雪の息吹嶺幽かなる 
 
二時間の快速電車雪景色 恭 生
 
庭に出て仰ぐ息吹の雪解風 窓 城
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選者 西ア佐知 詠
 
そこここの雪解雫の調べかな
 
丈余なる花馬酔木見て尺を買ふ
 
借景は残雪息吹なる古刹
     盆梅展誘ふ駅のアナウンス 由 美
 
      盆栽の年月の枝花馬酔木 幸 子
 
   小物屋のあればのぞきて春の町 寿 美
 
  華やぎてガラスの雛のおちよぼ口 宮 子
 
     ガラス雛小さな目鼻整へて 雍 子
 
       重文の長浜御坊雪解風 美和子
 
     重文の門の威見上ぐ雪明り 不二子
 
  鐘つきし手をさすりたる余寒かな 和 子
 
     本堂の広さに潜む余寒かな 多津子
 
    煌めきに彩り添へしガラス雛 嘉 風
 
     借景の息吹を遠ちに春浅し 順 江
 
     しづり雪落下山門打ち仰ぐ とも江
 
       山門の龍の眼の冴返る 澄 子
 
     借景の息吹嶺見えず春寒し 芳 子
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長谷山由美 記
長浜大通寺吟行俳句会報告 平成20年2月の俳誌「引鶴」の月例吟行俳句会報のページです。 2月の俳句 開催 平20. 2.10(日) 吟行地 滋賀県長浜市 長浜大通寺 句会場 同寺 桜の間 滋賀県長浜市 長浜大通寺 句会は同寺桜の間にて 選者 引鶴主宰 西ア佐知 盆梅の俳句 盆梅展誘ふ駅のアナウンス 長谷山由美の俳句 馬酔木の花の俳句 盆栽の年月の枝花馬酔木 岩本幸子の俳句 春の俳句 小物屋のあればのぞきて春の町 松山寿美の俳句 雛の俳句 華やぎてガラスの雛のおちよぼ口 大畠宮子の俳句 雛の俳句 ガラス雛小さな目鼻整へて 雍子の俳句 雪解風の俳句 重文の長浜御坊雪解風 佐藤美和子の俳句 雪明かりの俳句 重文の門の威見上ぐ雪明り 奥田不二子の俳句 余寒の俳句 鐘つきし手をさすりたる余寒かな 能口和子の俳句 余寒の俳句 本堂の広さに潜む余寒かな 辻多津子の俳句 雛の俳句 煌めきに彩り添へしガラス雛 嘉風 春浅しの俳句 借景の息吹を遠ちに春浅し 順江の俳句 雪の俳句 しづり雪落下山門打ち仰ぐ 山本とも江の俳句 冴返るの俳句 山門の龍の眼の冴返る 梅田澄子の俳句 春寒しの俳句 借景の息吹嶺見えず春寒し 井川芳子の俳句 雪の俳句 借景の雪の息吹嶺幽かなる 貫野浩の俳句 冬帽子の俳句 街歩きマップ片手の冬帽子 雪景色の俳句 二時間の快速電車雪景色 森本恭生の俳句 春の俳句 の俳句 万華鏡廻して見るも春の昼 庭に出て仰ぐ息吹の雪解風 門田窓城の俳句 春の雪の俳句 春の雪湖北吟行なればこそ 選者 西ア佐知詠 雪解雫の俳句 そこここの雪解雫の調べかな 馬酔木の花の俳句 丈余なる花馬酔木見て尺を買ふ 残雪の俳句 借景は残雪息吹なる古刹 西ア佐知の俳句 吟行記 長谷山由美 ホームページの管理 清月主宰 野田ゆたか
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