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膳所城址一帯
[開 催] 平18. 9.10(日)
[吟行地] 滋賀/膳所城址
[句会場] 滋賀/膳所生涯学習センター
       湖よりの風新涼と思ひけり 恭 生
 
         水城の跡の公園秋高し 木 賊
 
        初紅葉の近江の城址に居 宮 子
 
       吟行へ二百二十日の湖静か 
 
       神苑はなべて自然に蓼の花 久美子
 
      心地よきとは新涼の風にかな 窓 城
 
     湖抱くさくらもみじの膳所城址 不二子
 
      大琵琶にえり舟浮かぶ水の秋 美和子
 
      えり舟や豊魚をはこぶ秋の風 義 男
 
        鳰の海菱は実となる一所 とも江
 
       深き色湛へ果てなき秋の湖 澄 子
 
        家康の縁の膳所の城は秋 靖 子
 
       秋風に誘はれ巡る膳所の城 とし子
 
      さきがけて桜紅葉の膳所城址 なり子
 
     ちちろ鳴く緑泥色の歌碑ありて 美和子
 
         奉納の新米三俵神楽殿 
 
       医薬門どつしり構へ秋暑し 和 子
えりに寄す湖波静か九月かな 多津子
 
新涼の湖風受けし城址かな 
 
紅葉して四高桜の膳所城址 律 子
 
さほどにも広くなき宮秋の蝉 より子
 
身にしむや石垣だけの膳所の城 公 枝
 
爽やかに湖に突き出て膳所城址 舟 津
 
秋風に押されて通る城の門 雄次郎
 
膳所城址四高桜も紅葉して 恵 以
 
萩咲いて三等三角点の城址 道 子
 
秋曇かすかに見ゆる近江富士 二 美
 
秋風や城址は門を残すのみ ゆたか
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選者 西ア佐知 詠
 
薄紅葉薄々紅葉してして城址
 
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足立靖子 記
美和子の句・義男の句・多津子の句の原句の「えり」は「魚」偏に「入」と記されているが、JIS規格外字であり、インターネットでは、文字として使えませんので「仮名書き」にしました。
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膳所吟行句会報告 平成18年9月の吟行俳句会報告 9月の俳句 開催の俳句 平18. 9.10(日) 吟行地 滋賀 膳所城址 俳句会場 滋賀 膳所生涯学習センター 滋賀県 膳所城址 吟行句会 句会場大津市生涯学習センター 新涼の俳句 湖よりの風新涼と思ひけり 森本恭生の俳句 秋高しの俳句 水城の跡の公園秋高し 木賊俳句 初紅葉の俳句 初紅葉の近江の城址に居 大畠宮子の俳句 二百二十日の俳句 吟行へ二百二十日の湖静か 貫野浩の俳句 蓼の花の俳句 神苑はなべて自然に蓼の花 松阪久美子の俳句 新涼の俳句 心地よきとは新涼の風にかな 門田窓城の俳句 桜紅葉の俳句 湖抱くさくらもみじの膳所城址 奥田不二子の俳句 水の秋の俳句 大琵琶にえり舟浮かぶ水の秋 佐藤美和子の俳句 秋風の俳句 えり舟や豊魚をはこぶ秋の風義男の俳句 菱の実鳰の海菱は実となる一所とも江の俳句 秋の湖の俳句 深き色湛へ果てなき秋の湖 梅田澄子の俳句 秋の俳句 家康の縁の膳所の城は秋 靖子の俳句 秋の風の俳句 秋風に誘はれ巡る膳所の城とし子の俳句 桜紅葉の俳句 さきがけて桜紅葉の膳所城址なり子の俳句 蟋蟀の俳句 ちちろ鳴く緑泥色の歌碑ありて美和子の俳句 新米の俳句 奉納の新米三俵神楽殿勇の俳句 秋暑しの俳句 医薬門どつしり構へ秋暑し和子の俳句 九月の俳句 えりの俳句 えりに寄す湖波静か九月かな 辻多津子の俳句 新涼の俳句 新涼の湖風受けし城址かな 八木徹の俳句 紅葉の俳句 紅葉して四高桜の膳所城址 松葉律子の俳句蝉の俳句 さほどにも広くなき宮秋の蝉 より子の俳句 身に入むの俳句 身にしむや石垣だけの膳所の城 公枝の俳句 爽やかの俳句 爽やかに湖に突き出て膳所城址 西村舟津の俳句 秋の風の俳句 秋風に押されて通る城の門 雄二郎の俳句 桜紅葉の俳句 膳所城址四高桜も紅葉して 水野恵以の俳句 萩の俳句 萩咲いて三等三角点の城址道子の俳句 秋曇りの俳句 秋曇かすかに見ゆる近江富士 福島二美の俳句 秋の風の俳句 秋風や城址は門を残すのみ 野田ゆたかの俳句 選者 引鶴主宰 西ア佐知詠の俳句 薄紅葉の俳句 薄紅葉薄々紅葉してして城址 桜の薄紅葉のの俳句 四高生悼む桜の薄紅葉 乱れ萩の俳句 船着場跡と伝えて乱れ萩 膳所城址吟行記足立靖子記