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白 鬚 神 社
[開 催] 平17. 3.13(日)
[吟行地] 滋賀県高島市/白髭神社
[句会場] 同/ふしみ屋
淡雪や白髭神社湖に向く とも江
 
春の雪比良の荒肌隠しけり 澄 子
 
春の雪比良の荒肌隠しけり 澄 子
 
石仏の柔和なお顔春の雪 広 子
 
雪しずれ避けられもせず磴登る 清 子
 
残り鴨鳥居離れず陣なさず 良 子
 
師弟句碑覆ふ大樹の芽吹き初む 恵 以
 
どう避けてみても貰ひぬ雪雫 
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選者 西ア佐知 詠
 
残る雪視野に広がり行く湖西
     明らかに蜃気楼なり対岸に 恭 生
 
    春泥の大社彼方此方歩きけり 
 
       淡雪を冠り慈顔の石仏 嘉 風
 
     石仏や湖西の春の遅るまま 窓 城
 
    比良の嶺の残雪迫る車窓かな 舟 津
 
     湖北にも春の嶺々立ち上る 良 一
 
    八荒のひと夜明けたる湖の碧 多津子
 
      名残雪紫式部歌碑にかな 美和子
 
    石仏の乾く間もなく雪解かな 不二子
 
     対岸の息吹は見えず雪解靄 和 子
 
   広げたる句帳にしきり雪しずり 悦 子
 
    春日影うすし湖中の鳥居かな 頼 子
 
      大鳥居如月の湖影落とし 靖 子
 
    木の下に来て雪雫しきりなる 由 美
 
     指をもて計る湖国の忘れ雪 宮 子
 
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足立靖子 記
白髭神社吟行句会報告 平成17年3月俳句の俳誌「引鶴」吟行俳句会報告 3月の俳句 蜃気楼の俳句 明らかに蜃気楼なり対岸に 森本恭生の俳句 春泥の俳句 春泥の大社彼方此方歩きけり 八木徹の俳句 淡雪の俳句 淡雪を冠り慈顔の石仏 前川嘉風の俳句 春の俳句 石仏や湖西の春の遅るまま 門田窓城の俳句 残雪の俳句 比良の嶺の残雪迫る車窓かな 西村舟津の俳句 春の峰の俳句 湖北にも春の嶺々立ち上る 飯岡良一の俳句 比良八荒の俳句 八荒のひと夜明けたる湖の碧 辻多津子の俳句 名残雪の俳句 名残り雪紫式部歌碑にかな 佐藤美和子の俳句 雪解の俳句 石仏の乾く間もなく雪解かな 奥田不二子の俳句 雪解靄の俳句 対岸の息吹は見えず雪解靄 能口和子の俳句 しずり雪の俳句 広げたる句帳にしきり雪しずり 悦子の俳句 春日の俳句 春日影うすし湖中の鳥居かな 頼子の俳句 如月の俳句 大鳥居如月の湖影落とし 靖子の俳句 雪雫の俳句 木の下に来て雪雫しきりなる 長谷山由美の俳句 忘れ雪の俳句 指をもて計る湖国の忘れ雪 大畠宮子の俳句 淡雪の俳句 淡雪や白髭神社湖に向く 山本とも江の俳句 春の雪の俳句 春の雪比良の荒肌隠しけり 梅田澄子の俳句 春雪の俳句 石仏の柔和なお顔春の雪 山口広子の俳句 しずり雪の俳句 雪しずれ避けられもせず磴登る 河野清子の俳句残る鴨の俳句 残り鴨鳥居離れず陣なさず 水野良子の俳句 芽吹くの俳句 師弟句碑覆ふ大樹の芽吹き初む 水野恵以の俳句 雪雫の俳句 どう避けてみても貰ひぬ雪雫 貫野浩の俳句 開催 平17.3.1 3(日) 吟行地 滋賀県高島市 白髭神社 俳句会場 同 ふしみ屋 選者西ア佐知 残る雪の俳句 残る雪視野に広がり行く湖西足立靖子 平成17年3月の俳句 比良八講の俳句 八荒のひと夜明けたる湖の碧 辻多津子の俳句 蜃気楼の俳句 明らかに蜃気楼なり対岸にの俳句 森本恭生の俳句 白髭神社へ吟行