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堺刃物ミュージアム
[開 催] 平20. 1.13(日)
[吟行地] 堺/刃物ミュージアム一帯
[句会場] 同/開口神社信者会館
訥弁の砥師の技術館冴ゆる 行 惠
青白く光る包丁刃先冴ゆ 勇
大寺さん吉とたまはる初詣 加納幸子
冬麗やチンチン電車路面這ふ 岸野幸子
寒晴や堺の町家虫籠窓 公 枝
運開く口てふ宮に初詣 久美子
熱心な刃物説明コート脱ぐ 圭 子
日脚伸ぶ商都の歴史文化訪ふ 濃 菊
寒の水以外に温し金竜井 幸 恵
四温晴利休にしのぶ天下人 静 代
初詣子連れ狛犬迎へくれ 舟 津
寒々と利休生家の井戸の寂 寿 美
寒晴や海恋ふ歌碑の文字やさし 澄 子
晶子歌碑寒晴と云ふ輝きに 多津子
蘇鉄寺に一きわ映ゆる寒椿 とし子
微に入りし刃物説明冬温し とも江
一願を開口神社に初詣 宏 子
寒灯に鋭く光るまぐろ切 不二子
寒の空一閃の鳥翳のこす 道 子
著ぶくれて海恋の歌碑しばし佇つ 三津子
火花散る匠の技に冬温し 宮 子
風冴ゆるかつて鉄砲鍛冶の町 美和子
冬草の飛石づたい利休の井 律 子
イエスズの謎の十字架風冴ゆる 良 一
阪堺線久に乗車や初吟行 和 子
ビル狭間利休の跡地冬日影 雍 子
大出刃は展示の要寒灯に 浩
縄張りてとんど神事の支度かな 恭 生
刃物千鉄砲一丁館冴ゆる 窓 城
賑やかに来てにこやかに初吟行 佐知
松山寿美 記
堺刃物ミュージアム吟行俳句会報告 平成20年1月の俳誌「引鶴」の月例吟行俳句会報のページです。 1月の俳句 新年の俳句 開催 平20. 1.13(日) 吟行地 堺 刃物ミュージアム開口神社 句会場 同 開口神社信者会館 神社吟行に伴う、月刊俳句雑誌「引鶴」主宰西ア佐知の俳誌「引鶴」は、虚子の唱えた花鳥諷詠詩。感情を季題に託し自己生涯の生活の記録としての俳句の完成を目指しています。毎月第2日曜日に近畿地方のどこかで吟行句会を開催しています。冴ゆるの俳句 訥弁の砥師の技術館冴ゆる 行惠の俳句 冴ゆの俳句 青白く光る包丁刃先冴ゆ 勇の俳句 初詣の俳句 大寺さん吉とたまはる初詣 加納幸子の俳句 冬麗の俳句 冬麗やチンチン電車路面這ふ 岸野幸子 寒晴れの俳句 寒晴や堺の町虫籠窓 公枝の俳句 初詣の俳句 運開く口てふ宮に初詣 松阪久美子の俳句 コートの俳句 熱心な刃物説明コート脱ぐ 小林圭子の俳句 日脚伸ぶの俳句 日脚伸ぶ商都の歴史文化訪ふ 濃菊の俳句 寒の水の俳句 寒の水以外に温し金竜井 幸恵の俳句 四温の俳句 四温晴利休にしのぶ天下人 吉田静代の俳句 初詣の俳句 初詣子連れ狛犬迎へくれ 西村舟津の俳句 寒々の俳句 寒々と利休生家の井戸の寂 松山寿美の俳句 寒晴の俳句 寒晴や海恋ふ歌碑の文字やさし 梅田澄子の俳句 寒晴れの俳句 晶子歌碑寒晴と云ふ輝きに 辻多津子の俳句 寒椿の俳句 蘇鉄寺に一きわ映ゆる寒椿 とし子の俳句 冬温しの俳句 微に入りし刃物説明冬温し 山本とも江の俳句 初詣の俳句 一願を開口神社に初詣 山口広子の俳句 寒灯の俳句 寒灯に鋭く光るまぐろ切 奥田不二子の俳句 寒の空の俳句 寒の空一閃の鳥翳のこす 保坂道子の俳句 着ぶくれの俳句 着膨れの俳句 著ぶくれて海恋の歌碑しばし佇つ 三津子の俳句 冬温しの俳句 火花散る匠の技に冬温し 大畠宮子の俳句 冴ゆるの俳句 風冴ゆるかつて鉄砲鍛冶の町 佐藤美和子の俳句 冬草の俳句 冬草の飛石づたい利休の井 松葉律子の俳句冴ゆるの俳句 イエスズの謎の十字架風冴ゆる 飯岡良一の俳句 初吟行の俳句 阪堺線久に乗車や初吟行 能口和子の俳句 冬日の俳句 ビル狭間利休の跡地冬日影 雍子の俳句 寒の灯の俳句 大出刃は展示の要寒灯に 貫野浩の俳句 とんどの俳句 縄張りてとんど神事の支度かな 森本恭生の俳句 冴ゆるの俳句 刃物千鉄砲一丁館冴ゆる 門田窓城の俳句 選者 西ア佐知詠 初吟行の俳句 賑やかに来てにこやかに初吟行 息白しの俳句 息白く堺の刃物誇らるる 寒晴れの俳句 寒晴や紐銭重き宮参 西ア佐知の俳句