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パナヒルズ大阪
[開 催] 平17. 4.10(日)
[吟行地] 吹田市/バナヒルズ大阪
[句会場] 同上 会議室
     一片の花の迷へる高さかな 舟 津
 
  落花しきり人は小さく撮りにけり 
 
     どこまでも桜吹雪の坂の道 宮 子
 
    パナヒルズ白亜の館麗らかに 寿 美
 
   屋上にチャペルのありて風光る 美和子
 
    雨意の風花の朧となりにけり 美智子
 
       坂道を花雪洞に誘はれ 律 子
 
     満開のミモザの鉢を玄関に 和 子
 
    ゆっくりと花雪洞の道を歩す 由 美
 
 見下ろして見上げて花のバナヒルズ とも江
 
      鳥一羽梢に止まる花の昼 みのる
 
     水静かプールに浮かぶ花筏 良 子
 
   遙かなる霞む山の菜聞いており 清 子
 
     木道を登りつめれば花万朶 恵 以
 
    モノレール桜の上を走りをり 卯 生
 
    そよ風になびき重たき花万朶 広 子
モノレール文庫も備へ駅長閑 窓 城
 
音軽ろしテニスラリーに散る桜 ゆたか
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選者 西ア佐知 詠
 
うからのみ小さき世界の花筵
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西村舟津 記
寿美・とも江の句 【バナヒルズ】松下電器の保養施設の名 バナ=パナソニックの「バナ」 ヒルズ=丘(hills)
バナヒルズ大阪吟行俳句会報告 平成17年4月の俳誌「引鶴」吟行俳句会報告 4月の俳句 開催 平17.4.10(日) 吟行地 吹田市 バナヒルズ大阪 俳句会場 同上会議室 【バナヒルズ】松下電器の保養施設の名−バナ=パナソニックの「バナ」−ヒルズ=丘(hills) 【うから】親族血族一族血縁集団の意−「から」は「はらから」「やから」などの「から」と同じ。花の俳句 一片の花の迷へる高さかな 西村舟津の俳句 落花の俳句 落花しきり人は小さく撮りにけり 貫野浩の俳句 桜吹雪の俳句 どこまでも桜吹雪の坂の道 大畠宮子の俳句 麗かの俳句 バナヒルズ白亜の館麗らかに 松山寿美の俳句 風光るの俳句 屋上にチャペルのありて風光る 佐藤美和子の俳句 朧の俳句 雨意の風花の朧となりにけり 宇都宮美智子の俳句 の俳句 坂道を花雪洞に誘はれ 松葉律子の俳句ミモザの俳句 満開のミモザの鉢を玄関に 能口和子の俳句 花雪洞の俳句 ゆっくりと花雪洞の道を歩す 長谷山由美の俳句 花の俳句 見下ろして見上げて花のバナヒルズ 山本とも江の俳句 花の昼の俳句 鳥一羽梢に止まる花の昼 みのるの俳句 花筏の俳句 水静かプールに浮かぶ花筏 水野良子の俳句 霞むの俳句 遙かなる霞む山の菜聞いており 河野清子の俳句花万朶の俳句 木道を登りつめれば花万朶 水野恵以の俳句 桜の俳句 モノレール桜の上を走りをり 卯生の俳句 花万朶の俳句 そよ風になびき重たき花万朶 山口広子の俳句 長閑の俳句 モノレール文庫も備へ駅長閑 門田窓城の俳句 桜散るの俳句 音軽ろしテニスラリーに散る桜 野田ゆたか俳句 選者西ア佐知吟の俳句 花筵の俳句 うからのみ小さき世界の花筵