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仁徳陵・大仙公園
[開 催] 平21. 3.  8(日)
[吟行地] 仁徳陵 大仙公園日本庭園
[句会場] 日本庭園 和室
下を向き鈴ならすかや花馬酔木 公 枝
 
吟行に時を忘れて春の風 笑 子
 
春の日を受けて庭園一巡す 和 子
 
中国を模す庭眩し風光る 道 子
 
行長のゆかりの松の蕊あまた 恵 以
 
小雀の啄んでゐる春の草 由美子
 
鬱然と笑ふ山とも仁徳陵 窓 城
 
桃源に紅解きゆける牡丹の芽 ゆたか
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   選者 西ア佐知 詠  
 
 踏青や浪速に親し仁徳陵
 
 松の影映す陵濠水草生ふ
 
     ものの芽の親し一万坪の庭 恭 生
 
       飛石は女の歩幅水温む 
 
    色曳きて芽柳風に吹かれをり 舟 津
 
       傘亭の砌も丸く春の風 とも江
 
    芽柳の揺れて萌黄の風おこす 圭 子
 
      陵の濠に水尾引く残り鴨 久美子
 
    桃咲きて桃源台のあづまやに 不二子
 
    先ず参陵青き踏みつつ園巡る 澄 子
 
    池に脚せり出し数寄屋水温む 宮 子
 
     廬山模す山に春光際立てり 
 
     庭園に親しく触れる春の土 幸 子
 
    松籟に東風やはらかき古墳径 寿 美
 
      芽柳や川は光を流しおり 雄次郎
 
  四阿に東風のはこびし香のありて 静 代
 
    難波津のみかどの御陵囀れり 美津子
 
    木洩日に馬酔木の花の紅白に 雍 子
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森本恭生 記
仁徳陵吟行俳句会報告 桃源台の俳句 3月吟行 仁徳陵・大仙公園 俳句会場 大仙公園 和室 引鶴俳句会 主宰西ア佐知 発行所 大阪府八尾市 森本恭生の俳句 ものの芽の俳句 物芽の俳句 ものの芽の親し一万坪の庭 恭生 貫野浩の俳句 水温むの俳句 3月の俳句 飛石は女の歩幅水温む 浩 柳の芽の俳句 西村舟津の俳句 色曳きて芽柳風に吹かれをり 舟津 傘亭の俳句 春風の俳句 山本とも江の俳句 傘亭の砌も丸く春の風 とも江 柳の芽の俳句 芽柳の揺れて萌黄の風おこす 圭子 残り鴨の俳句 陵の俳句 松阪久美子の俳句 陵の濠に水尾引く残り鴨 久美子 桃の花の俳句 桃源の俳句 奥田不二子の俳句 桃咲きて桃源台のあづまやに 不二子 青き踏むの俳句 梅田澄子の俳句 先ず参陵青き踏みつつ園巡る 澄子 水温むの俳句 大宮宮子の俳句 大仙公園での俳句 池に脚せり出し数寄屋水温む 宮子 春光の俳句 大仙公園での俳句 廬山模す山に春光際立てり 徹 大仙公園日本庭園での俳句 春の土の俳句 岸野幸子の俳句 庭園に親しく触れる春の土 幸子 仁徳陵での俳句 東風の俳句 古墳の俳句 松山寿美の俳句 松籟に東風やはらかき古墳径 寿美 柳の芽の俳句 大仙公園日本庭園での俳句 林雄次郎の俳句 芽柳や川は光を流しおり 雄次郎 東風の俳句 四阿の俳句 吉田静代の俳句 四阿に東風のはこびし香のありて 静代 仁徳陵での俳句 囀の俳句 難波津のみかどの御陵囀れり 美津子 庭園での俳句 あしびの花の俳句 アシビの花の俳句 木洩日に馬酔木の花の紅白に 雍子 馬酔木の花の俳句 3月の俳句 阿形公枝の俳句 下を向き鈴ならすかや花馬酔木 公枝 吟行の俳句 春風の俳句 吟行に時を忘れて春の風 笑子 春日の俳句 大仙公園日本庭園での俳句 春の日を受けて庭園一巡す 和子 風光るの俳句 大仙公園吟行での俳句 中国を模す庭眩し風光る 道子 松の芯の俳句 水野恵以の俳句 行長のゆかりの松の蕊あまた 恵以 春草の俳句 雀の俳句 田中由美子の俳句 小雀の啄んでゐる春の草 由美子 仁徳陵の俳句 山笑うの俳句 山笑ふの俳句 鬱然と笑ふ山とも仁徳陵 窓城 桃源の俳句 牡丹の芽の俳句 大仙公園の俳句 桃源に紅解きゆける牡丹の芽 ゆたか 吟行 仁徳陵・大仙公園 俳句会場 大仙公園和室 選者 西ア佐知詠 踏青の俳句 仁徳陵の俳句 西ア佐知の俳句 踏青や浪速に親し仁徳陵 水草生うの俳句 水草の俳句 松の影映す陵濠水草生ふ