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浪花酒造
[開 催] 平19. 2.11(日)
[吟行地] 大阪府阪南市/浪花酒造
[句会場] 同 上
    春寒し尾崎御坊の金の綺羅 宮 子
 
   利酒も出来てめでたや紀元祭 幸 子
 
      寒造糀の息吹覗きもし 
 
     試しみる櫂の重さや寒造 窓 城
 
    酒蔵の昼なほ暗き余寒あり 寿 美
 
      浜風に麹冷まして寒造 三津子
 
     寒造蔵の井戸水誇りとす 久美子
 
     文化財ガラス歪に春日燦 恭 生
 
     整はぬ春や内殿綺羅の坊 舟 津
 
   突き出して空港浮かぶ春の海 木 賊
 
    つんと来る酒母の発酵寒造 美和子
 
  大正のガラスを背なに春日受く 和 子
 
   春めける庭大正の玻璃越しに 律 子
 
      十代目当主案内の寒造 
 
      良質の水が醸せる寒造 澄 子
 
  吟醸酒試飲に酔ひてうららけし 良 子
 
     寒造醸す香たたえ見学す とも江
 
寒造糀の味は栗の味 久美子
 
酒蔵の古き町並み春浅し 紀 子
 
江戸期より光陰重ね寒造 多津子
 
江戸よりの吟醸今に寒造 不二子
 
寒造酒母のつぶやき機嫌よき 濃 菊
 
春潮の真一文字の空港島 圭 子
 
酒蔵の匂ひに酔ひぬ春一と日 静 代
 
春寒や内陣の燭ほの暗し 美智子
 
襖にも庭にも贅のうららけし 惠 以
 
寒造杜氏一筋の男意気 公 枝
 
海見ゆる町の酒蔵余寒なほ ゆたか
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選者 西ア佐知 詠
 
春日影大正ロマン溢る部屋
 
利酒のかくも芳醇春の昼
 
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門田窓城 記
泉南市浪花酒造蔵元吟行俳句会報告 平成19年2月の俳誌「引鶴」の吟行俳句会報告のページです。2月の俳句 開催 平成19年2月の俳句 開催 平19. 2.11(日)吟行地 大阪府阪南市 浪花酒造 俳句会場 同上 俳誌引鶴では毎月第3日曜日に近畿一円において吟行句会を開催しています。 選者は、俳誌「引鶴」主宰西ア佐知です。阪南市 浪花酒造阪南市 浪花酒造 春寒しの俳句 春寒し尾崎御坊の金の綺羅 大畠宮子の俳句 紀元祭の俳句 聞酒の俳句 利酒も出来てめでたや紀元祭 岩本幸子の俳句 寒造りの俳句 麹の俳句 寒造糀の息吹覗きもし 保の俳句 寒造りの俳句 試しみる櫂の重さや寒造 門田窓城の俳句 余寒の俳句 酒蔵の昼なほ暗き余寒あり 松山寿美の俳句 寒造りの俳句 浜風に麹冷まして寒造 三津子の俳句 寒造りの俳句 寒造蔵の井戸水誇りとす 松阪久美子の俳句 俳誌引鶴 春日の俳句 文化財ガラス歪に春日燦 森本恭生の俳句 引鶴句会 春の俳句 整はぬ春や内殿綺羅の坊 西村舟津の俳句 春の海の俳句 突き出して空港浮かぶ春の海 木賊の俳句 寒造りの俳句 つんと来る酒母の発酵寒造 佐藤美和子の俳句 春の日の俳句 大正のガラスを背なに春日受く 能口和子の俳句 春めくの俳句 春めける庭大正の玻璃越しに 松葉律子の俳句寒造の俳句 十代目当主案内の寒造 八木徹の俳句 寒造の俳句 良質の水が醸せる寒造 梅田澄子の俳句 麗かの俳句 吟醸酒試飲に酔ひてうららけし 水野良子の俳句 寒造りの俳句 寒造醸す香たたえ見学す 山本とも江の俳句 寒造の俳句 寒造糀の味は栗の味 松阪久美子の俳句 春浅しの俳句 酒蔵の古き町並み春浅し 紀子の俳句 寒造の俳句 江戸期より光陰重ね寒造 辻多津子の俳句 寒造の俳句 江戸よりの吟醸今に寒造 奥田不二子の俳句 寒造りの俳句 寒造酒母のつぶやき機嫌よき 濃菊の俳句 春の潮の俳句 春潮の真一文字の空港島 小林圭子の俳句 春の俳句 酒蔵の匂ひに酔ひぬ春一と日 吉田静代の俳句 春寒の俳句 春寒や内陣の燭ほの暗し 宇都宮美智子の俳句 麗かの俳句 襖にも庭にも贅のうららけし 水野恵以の俳句 寒造りの俳句 寒造杜氏一筋の男意気 公枝の俳句 余寒の俳句 海見ゆる町の酒蔵余寒なほ 野田ゆたかの俳句 選者西ア佐知詠の俳句 春の日の俳句 春日影大正ロマン溢る部屋 利き酒の俳句 利酒のかくも芳醇春の昼 寒造の俳句 門一歩酒の香りの寒造