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中之島バラ園
[開 催] 平19. 5.13(日)
[吟行地] 大阪市北区/中之島公園・薔薇園
[句会場] 大阪市西区/西区民センター
湧きあがる新樹の帯の中之島 舟 津
薔薇真紅空の青さの限りなし 窓 城
母の日や母乗る車押して園 木 賊
薫風や欅並木の日の斑踏み 宮 子
足取りの軽くなりゆく若葉風 道 子
橋により眺む水都の初夏の景 律 子
薔薇の名を一つ覚えてオードリー 恭 生
これはまた花嫁と言ふバラ清楚 浩
新樹光図書館燦とかがやけり 多津子
薔薇薫るチャールストンと貴族の名 圭 子
荒城の月てふ良き名薔薇真っ黄 惠 以
ウエディング出逢ふ良き日や風薫る 寿 美
世界より薔薇の集まる中之島 徹
薔薇の香を深く深くに吸い込みて 弘 子
異国人ハープ奏でる薔薇の園 とも江
英国の薔薇大阪に咲き誇る 公 枝
寄りかかる栴檀木橋花樗 久美子
薔薇ジュース飲んでおきたや友を呼ぶ 和 子
それぞれの薔薇に名のありドラマあり 郁 子
ビル隠す青葉溢るる中之島 広 子
咲き誇る百種百態ばらの花 不二子
薔薇の棘届かぬ位置にベビーカー 由美子
娘らの奇抜な個性夏めける 雄次郎
ばらの花種々香りあり園めぐる とし子
ふれ太鼓てふ薔薇多色一軸に 良 子
裸婦像は雲つかみをり若葉風 ゆたか
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選者 西ア佐知
詠
薫風や明治を今に残すビル
薔薇の香や水の都の川に添ひ
薔薇の香に倦むてふ事を川風に
野田ゆたか 記
中之島公園吟行俳句会報告 バラ園の俳句 平成19年5月の俳誌「引鶴」の吟行俳句会報告のページです。 5月の俳句 開催 平19. 5.13(日) 吟行地 大阪市北区 中之島公園薔薇園 俳句会場 大阪市西区 西区民センター 新樹の俳句 湧きあがる新樹の帯の中之島 西村舟津の俳句 薔薇の俳句 薔薇真紅空の青さの限りなし 門田窓城の俳句 母の日の俳句 母の日や母乗る車押して園 木賊俳句 薫風の俳句 薫風や欅並木の日の斑踏み 大畠宮子の俳句 若葉風の俳句 足取りの軽くなりゆく若葉風 道子俳句 初夏の俳句 橋により眺む水都の初夏の景 松葉律子の俳句薔薇の俳句 薔薇の名を一つ覚えてオードリー 森本恭生の俳句 バラの俳句 これはまた花嫁と言ふバラ清楚 浩俳句 新樹光図書館燦とかがやけり 多津子俳句 ばらの俳句 薔薇薫るチャールストンと貴族の名 小林圭子の俳句 バラの俳句 荒城の月てふ良き名薔薇真っ黄 水野恵以の俳句 風薫るの俳句 ウエディング出逢ふ良き日や風薫る 松山寿美の俳句 ばらの俳句 世界より薔薇の集まる中之島 八木徹の俳句 バラの俳句 薔薇の香を深く深くに吸い込みて 弘子俳句 薔薇の俳句 異国人ハープ奏でる薔薇の園 山本とも江の俳句 薔薇の俳句 英国の薔薇大阪に咲き誇る 公枝俳句 樗の花の俳句 寄りかかる栴檀木橋花樗 久美子俳句 薔薇の俳句 薔薇ジュース飲んでおきたや友を呼ぶ 能口和子の俳句 バラの俳句 それぞれの薔薇に名のありドラマあり 郁子俳句 青葉の俳句 ビル隠す青葉溢るる中之島 山口広子の俳句 ばらの花の俳句 咲き誇る百種百態ばらの花 奥田不二子の俳句 ばらの俳句 薔薇の棘届かぬ位置にベビーカー 由美子俳句 夏めくの俳句 娘らの奇抜な個性夏めける 雄次郎俳句 ばらの花の俳句 ばらの花種々香りあり園めぐる とし子俳句 薔薇の俳句 ふれ太鼓てふ薔薇多色一軸に 良子俳句 若葉風 裸婦像は雲つかみをり若葉風 ゆたか俳句 西ア佐知詠俳句 薫風の俳句 薫風や明治を今に残すビル 薔薇の香の俳句 薔薇の香や水の都の川に添ひ 薔薇の俳句 薔薇の香に倦むてふ事を川風に 平成19年5月13日 大阪市北区中之島公園薔薇園吟行 引鶴俳句会は、虚子の唱えた花鳥諷詠詩。感情を季題に託し自己生涯の生活の記録としての俳句の完成を目指す俳句会です。