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四 天 王 寺
[開 催] 平21. 1.11(日)
[吟行地] 大阪市/四天王寺
[句会場] 同市/市立阿倍野市民学習センター
寒空へ凛とひびかす鐘撞堂 静 代
 
御手洗の一杓すくふ寒の水 公 枝
 
冬の日を浴びて薬師の滝光る 和 子
 
泡ひとつ残してくぐる寒の鯉 良 一
 
千年を超す保存樹の新芽かな 恵 以
 
方丈の庭北風のあるばかり 
 
枯蓮の水漬けば翡翠影こぼす 恭 生
 
伽藍冴ゆ太子創建とぞ伝へ 窓 城
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選者 西ア佐知 詠
 
四温の日遍き極楽浄土庭
 
凍てきびし仁王の忿怒極りぬ
 
     石鳥居くぐり聖地を初吟行 宏 子
 
     よく動く玻璃光池の寒の鯉 
 
     釣鐘菓子頂く句会の冬温し 道 子
 
      極楽問鴟尾金色に冬日燦 久美子
 
      方丈を廻る裏手の梅一輪 圭 子
 
     鐘冴ゆる心静かに詩を詠む 由美子
 
      恙なき友の笑顔の初句会 紀 子
 
     見るからに寒し重文石舞台 とも江
 
     庭園に座り良き石梅ふふむ 伝 三
 
     四温解く救世観音に寒の燭 宮 子
 
     初吟行釣鐘饅頭買ひもして 幸 子
 
     福を呼ぶ布袋に触る初参り 舟 津
 
    小流れに万両の実の明りかな 郁 子
 
     池四温阿弥陀三尊祀られて 不二子
 
    方丈の庭とや冬日あまねかり 由 美
 
    鳥居抜けこれより寺苑冬日和 雍 子
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森本恭生 記
四天王寺吟行俳句会報告 平成21年1月の俳誌「引鶴」の月例吟行俳句会報のページです。[開催]平21. 1.11(日) [吟行地]大阪市/四天王寺 [句会場]大阪市立阿倍野市民学習センター 1月の俳句 初吟行の俳句 聖地の俳句 石鳥居くぐり聖地を初吟行 山本宏子の俳句 1月の吟行俳句 寒鯉の俳句 よく動く玻璃光池の寒の鯉 八木徹の俳句 四天王寺吟行俳句 冬ぬくしの俳句 釣鐘菓子頂く句会の冬温し 保坂道子の俳句 1月の俳句 冬の日の俳句 極楽問鴟尾金色に冬日燦 久美子の俳句 1月の吟行俳句 梅一輪の俳句 方丈を廻る裏手の梅一輪 圭子の俳句 四天王寺吟行俳句 冴ゆるの俳句 鐘冴ゆる心静かに詩を詠む 由美子の俳句 1月の俳句 初句会の俳句 恙なき友の笑顔の初句会 紀子の俳句 1月の吟行俳句 寒しの俳句 見るからに寒し重文石舞台 とも江の俳句 四天王寺吟行俳句 梅ふふむの俳句 庭園に座り良き石梅ふふむ 伝三の俳句 1月の俳句 四温の俳句 三寒四温の俳句 四温解く救世観音に寒の燭 宮子の俳句 1月の吟行俳句 初吟行の俳句 初吟行釣鐘饅頭買ひもして 幸子の俳句 四天王寺吟行俳句 初参りの俳句 初詣の俳句 福を呼ぶ布袋に触る初参り 舟津の俳句 1月の俳句 万両の俳句 小流れに万両の実の明りかな 郁子の俳句 1月の吟行俳句 四温の俳句 池四温阿弥陀三尊祀られて 不二子の俳句 1月の俳句 冬の日の俳句 方丈の庭とや冬日あまねかり 由美の俳句 1月の俳句 冬晴の俳句 鳥居抜けこれより寺苑冬日和 雍子の俳句 1月の吟行俳句 寒の空の俳句 寒空へ凛とひびかす鐘撞堂 静代の俳句 四天王寺吟行俳句 寒の水の俳句 御手洗の一杓すくふ寒の水 公枝の俳句 1月の俳句 冬日の俳句 冬の日を浴びて薬師の滝光る 和子の俳句 1月の吟行俳句 寒の鯉の俳句 泡ひとつ残してくぐる寒の鯉 良一の俳句 四天王寺吟行俳句 新芽の俳句 千年を超す保存樹の新芽かな 恵以の俳句 1月の俳句 北風の俳句 方丈の庭北風のあるばかり 浩の俳句 1月の吟行俳句 枯蓮の俳句 枯蓮の水漬けば翡翠影こぼす 森本恭生の俳句 四天王寺吟行俳句 冴ゆの俳句 伽藍冴ゆ太子創建とぞ伝へ 門田窓城の俳句 仁王の俳句 西ア佐知の俳句 選者 西ア佐知詠 1月の俳句 凍ての俳句 凍てきびし仁王の忿怒極りぬ 1月の吟行俳句 三寒四温の俳句 四温の日遍き極楽浄土庭