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岸 和 田 城
[開 催] 平18. 4. 9(日)
[吟行地] 岸和田市/岸和田城
[句会場] 同上/岸城神社
   だんじりに名をはす町や花の城 
 
    綿菓子に桜の花も巻いてをり 良 一
 
      城仰ぎ地車囃子耳に花下 窓 城
 
    和泉野は花曇りとも黄砂とも 恭 生
 
      天守閣真向よりの桜東風 濃 菊
 
      緑立つ十三重の塔古りて 和 子
 
      八陣の庭の砂紋に風光る 寿 美
 
   枝折戸の潰えしままに花の冷え 宮 子
 
     八陣の砂紋に佇ちて蝶の昼 舟 津
 
      春愁や六才具足展示見て とも江
 
    いと小さき天守を見あぐ花曇 
 
       糸柳縺を解かす濠の風 岸野幸子
 
   のべし手をそれる花片四つ五つ 三津子
 
    いづくより仰ぎても城花の中 多津子
 
    花疲れ野点の席にいやされて 悦 子
 
      晴れ渡り花満開の城眩し 不二子
 
 
銃眼の四角三角見てうらら 律 子
 
花冷や剥落しるき戦絵馬 澄 子
 
花の城垣珍しや犬走り 木 賊
 
花の城郷土匠の陶芸展 美和子
 
犬走謂はれの垣の草萌ゆる 悦 子
 
いと小さき岸和田城に花を賞で 加納幸子
 
八陣の庭うららかや琴和して 静 代
 
花人となりて吟行岸和田城 二 美
 
八陣の庭に琴の音花の城 義 男
 
惜春の人出の多き千亀利城 道 子
 
天守より望む泉州遠霞 広 子
 
水温むお濠の鯉のるやかに 紀 子
 
八陣の庭を要の花の城 佐 知
 
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岸野幸子 記
岸和田城吟行俳句会 平成18年4月の吟行俳句会報告 4月の俳句 俳誌引鶴吟行俳句会報告俳句 開催平18. 4. 9(日) 吟行地 岸和田市 岸和田城 俳句会場 同上 岸城神社 千亀利城 ちきりじょう 岸和田城の別名。俳句同城の別名として、猪伏山縢(ちぎり)城の名もある。 岸和田城吟行記 花の城の俳句 だんじりに名をはす町や花の城 轍の俳句 花の俳句 綿菓子に桜の花も巻いてをり 飯岡良一の俳句 花の俳句 城仰ぎ地車囃子耳に花下 門田窓城の俳句 黄砂の俳句 和泉野は花曇りとも黄砂とも 森本恭生の俳句 桜東風の俳句 天守閣真向よりの桜東風 濃菊の俳句 緑立つの俳句 緑立つ十三重の塔古りて 能口和子の俳句 風光るの俳句 八陣の庭の砂紋に風光る 松山寿美の俳句 花冷えの俳句 枝折戸の潰えしままに花の冷え 大畠宮子の俳句 蝶の俳句 八陣の砂紋に佇ちて蝶の昼 西村舟津の俳句 春愁の俳句 春愁や六才具足展示見て 山本とも江の俳句 花曇りの俳句 いと小さき天守を見あぐ花曇 貫野浩の俳句 糸柳の俳句 糸柳縺を解かす濠の風 岸野幸子の俳句 花の俳句 のべし手をそれる花片四つ五つ 三津子の俳句 花の俳句 いづくより仰ぎても城花の中 辻多津子の俳句 花疲れの俳句 花疲れ野点の席にいやされて 悦子の俳句 花の俳句 晴れ渡り花満開の城眩し 奥田不二子の俳句 麗かの俳句 銃眼の四角三角見てうらら 松葉律子の俳句開催平18. 4. 9(日)吟行地 岸和田市 岸和田城 俳句会場 同上 岸城神社 花冷えの俳句 花冷や剥落しるき戦絵馬 梅田澄子の俳句 花の城の俳句 花の城垣珍しや犬走り 木賊の俳句 花の城の俳句 花の城郷土匠の陶芸展 佐藤美和子の俳句 草萌ゆるの俳句 犬走謂はれの垣の草萌ゆる 悦子の俳句 花の俳句 いと小さき岸和田城に花を賞で 加納幸子の俳句 麗かの俳句 八陣の庭うららかや琴和して 吉田静代の俳句 花人の俳句 花人となりて吟行岸和田城 福島二美の俳句 花の俳句 八陣の庭に琴の音花の城 杉林義男の俳句 春惜しむの俳句 惜春の人出の多き千亀利城 保坂道子の俳句 遠霞の俳句 天守より望む泉州遠霞 山口広子の俳句 水温むの俳句 水温むお濠の鯉のるやかに 紀子の俳句 選者 西ア佐知詠 花の俳句 八陣の庭を要の花の城 花の俳句 花仰ぐ視野に余れる千亀利城 黄塵の俳句 黄塵や空港島はあのあたり