平成二七年 八月
08/2015
早起き
2015年・平成27年8月の月例俳句 野田ゆたか吟7句のページです。早起きの俳句など。
野田ゆたかは、俳句を生涯学習にして有季定型、旧仮名遣いの伝統俳句を詠んでいます。句を詠むにあたっては、句風は明るく、作句は楽しく、句の趣は深くをモットーにしています。
/稲妻の俳句 稲妻の夜半の静寂を乱し馳す 野田ゆたか/底紅の俳句 底紅の彩の失せゆく日暮かな 野田ゆたか/秋の蝉の俳句 限りある命惜しめと秋の蝉 野田ゆたか。
/手花火の俳句 手花火を囲む笑顔の子等映ゆる 野田ゆたか/大文字の俳句 大文字の果てて見てゐる如意ヶ嶽 野田ゆたか/涼しの俳句 早起きは一文の得説き涼し 野田ゆたか。
/盆棚の俳句 盆棚へ孫の作なる駒と牛 野田ゆたか