平成二六年 三月
狭庭
2014年・平成26年3月の野田ゆたか月例俳句のページです。狭庭の俳句など。
野田ゆたかは、俳句を生涯学習にして有季定型、旧仮名遣いの伝統俳句を詠んでいます。句を詠むにあたっては、句風は明るく、作句は楽しく、句の趣は深くをモットーにしています。
/雛の俳句 古雛の笛の失せたるまま飾る 野田ゆたか/草青むの俳句 朝の日を柔らに返し草青む 野田ゆたか/東風の俳句 雨霽れて東風鮮しき狭庭かな 野田ゆたか/菊根分けの俳句 忌祭にと少し多めの菊根分 野田ゆたか。
/蒲公英の俳句 蒲公英のしきりに絮の飛ぶ日和 野田ゆたか/風防の俳句 風防の肴にしてはほの苦し 野田ゆたか/春の水の俳句 新調の墨なじみゆく春の水 野田ゆたか