平成二六年 二月
02/2014
潮騒
2014年・平成26年2月の野田ゆたか月例俳句のページです。潮騒の俳句など。
野田ゆたかは、俳句を生涯学習にして有季定型、旧仮名遣いの伝統俳句を詠んでいます。句を詠むにあたっては、句風は明るく、作句は楽しく、句の趣は深くをモットーにしています。
/料峭の俳句 風見鶏料峭の風ほしいまま 野田ゆたか/畦焼くの俳句 畦を焼く背らに金剛峯昏れかぬる 野田ゆたか/若芽干すの俳句 潮騒の絶ゆ間なき浜若布干す 野田ゆたか。
/恋猫の俳句 恋猫の夜すがら声の喧しく 野田ゆたか/踏絵の俳句 殉教の裔生くる世に絵踏なく 野田ゆたか/いぬふぐりの俳句 島ぬちの日裏日表いぬふぐり 野田ゆたか。
/立春の俳句 立春の日差し諾ふ朝かな 野田ゆたか