平成二五年一
二月
12/2013
夜の顔
2013年・平成25年12月の野田ゆたか月例俳句のページです。夜の顔の俳句など。
野田ゆたかは、俳句を生涯学習にして有季定型、旧仮名遣いの伝統俳句を詠んでいます。句を詠むにあたっては、句風は明るく、作句は楽しく、句の趣は深くをモットーにしています。野田ゆたかの俳句。
/千鳥の俳句 人去れば千鳥のものとなる小島 野田ゆたか/鴨の俳句 その中に斥候らしき鴨一羽 野田ゆたか/枯芙蓉の俳句 思出もまた褪せやすし枯芙蓉 野田ゆたか。
/ポインセチアの俳句 街暮れてポインセチアに夜の顔 野田ゆたか/ズワイガニの俳句 ずわい蟹胴はかく取りかく食べる 野田ゆたか/年用意の俳句 境内に始まっている年用意 野田ゆたか。
/数へ日の俳句 数へ日の動き出したる厨かな 野田ゆたか。