平成二五年一〇月
10/2013
華道展
2013年・平成25年10月の野田ゆたか月例俳句のページです。華道展の俳句など。
野田ゆたかは、俳句を生涯学習にして有季定型、旧仮名遣いの伝統俳句を詠んでいます。句を詠むにあたっては、句風は明るく、作句は楽しく、句の趣は深くをモットーにしています。
/秋の声の俳句 仰ぎ見る星の影より秋の声 野田ゆたか/温め酒の俳句 沈黙は思慮のいたはり温め酒 野田ゆたか/うそ寒の俳句 うそ寒や電話とるとき戻すとき 野田ゆたか/石榴の俳句 心証を隠しきれずに石榴かな 野田ゆたか/
柿の俳句 廃農に置き去りされし柿たわわ 野田ゆたか/末枯れの俳句 末枯を華やぎとして華道展 野田ゆたか/身に入むの俳句 身に入むや舎利礼文のりんの音 野田ゆたか。