平成二四年 八月
08/2012
偲ぶ人
2012年・平成24年8月の野田ゆたか詠句 偲ぶ人の俳句など7句。
野田ゆたかは、俳句を生涯学習にして有季定型、旧仮名遣いの伝統俳句を詠んでいます。句を詠むにあたっては、句風は明るく、作句は楽しく、句の趣は深くをモットーにしています。
▼風鈴の俳句 橋本典子の忌の俳句 風鈴の鳴り止まぬ日や典子の忌 野田ゆたか詠▼たまおくりの俳句 偲ぶ人星に重ねて霊送 野田ゆたか詠▼終戦の日の俳句 母語る終戦の日の遅昼餉 野田ゆたか詠▼
願いの糸の俳句 主語伏せて願の糸に結ぶ愛 野田ゆたか詠▼すいふようの俳句 夕風に疲れ癒せよ酔芙蓉 野田ゆたか詠▼カンナの俳句 雲切れてカンナ眩しく緋と燃ゆる 野田ゆたか詠
▼朝顔の俳句 朝顔や白の主張の清々し 野田ゆたか詠